トヨタ「GRスープラ」のRZグレードへ、新たにマニュアルミッション(以下、MT)仕様が追加されることが、トヨタから正式に発表された。2022年夏頃より商談受付を開始し、同年秋頃からデリバリーとなる予定だ。
先日日本仕様の価格が明らかとなった日産新型フェアレディZにも、6速マニュアルが設定されているし、GR86やBRZにも6速マニュアル車が用意されている。オートマチックトランスミッション(以下、AT)車が大多数を占める中でも、MTがこうして新型車に設定されていることは、MT車乗りとしては嬉しいところだ。
MT車は、坂道発進や渋滞などでは苦労することもあるが、MT車乗りにとっては、その苦労こそが「操る楽しみ」。しかし、昨今当たり前となってきた先進運転支援技術とは相性が悪く、MTの将来は明るくない。改めて、MT車の長所と短所を確認しながら、MT車は絶滅するしかないのか!?? 考察しよう。
文:吉川賢一
アイキャッチ写真:Adobe Stock_maskin
写真:TOYOTA、NISSAN、HONDA、SUBARU、MAZDA、MITSUBISHI、DAIHATSU、SUZUKI
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