買いどきを迎えている旧型ランクル200 オススメ中古車は?
ランドクルーザーは、空冷エンジンを搭載したポルシェ911そしてスズキジムニーと並んで、中古車となっても値落ちしない車種としてよく知られていて、古い80系や100系のランドクルーザーも多くのファンがいるのだ。
200系と呼ばれる旧型のランドクルーザーは2007年9月より販売開始されたが、それ以降度重なるマイナーチェンジや変更が加えられている。
2009年4月に一部改良では搭載するエンジンを4.7L V8エンジンの2UZ-FE型から4.6L V8の1UR-FE型エンジンへと変更。同時にトランスミッションも5速ATから6速ATへと変更され、燃費性能を向上させた。
2011年12月に1度目のマイナーチェンジを行い、内外装の変更と一部グレードを除いて、オフロードの走破性を向上させるマルチテレインセレクトなどを装備。そして2015年8月に2度目のマイナーチェンジを行い、内外装のデザインを大幅に変更。同時にミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた運転支援システム「トヨタセーフティセンスP(現在はトヨタセーフティセンス)」を全車に標準装備し安全性を向上させている。
旧型の200系ランドクルーザーは5人乗りのGX、そして8人乗りのAX、AX Gセレクション、ZXの4グレードがカタログモデルとして設定されていた。
現在、旧型の200系ランドクルーザーの中古車は約165台流通していて、平均価格は約450.4万円。フルモデルチェンジを行った2021年8月当時の流通台数は約215台。平均価格は約575.3万円だった。
200系ランドクルーザーの中古車の平均価格は2021年9月の約577.2万円をピークにその後値落ち傾向となり、2022年2月から3月にかけてわずかひと月で平均価格が約50万円という大幅な値落ちを記録していたのだ。
さすがにその後はほぼ横ばいで推移しているが、200系ランドクルーザーの中古車はまさに買いどきを迎えているというのは間違いない。
200系ランドクルーザーの中古車の価格帯は約239.8万〜約1244.6万円とかなり幅広くなっている。またグレードでは最上級グレードの4.6ZXが最も多く、4.6AX Gセレクションが続いている。
200系ランドクルーザーの中古車の中で、運転支援システムの「Toyota Safety Sense」を装着した中古車も約55台流通し、価格は約495万円からとなっている。
運転支援システムを搭載した200系ランドクルーザーの中古車が約495万円からとそれほど割安になっておらず、しかも300系はプラットフォームを一新するなど大きく進化していることを考えると、新車の300系ランドクルーザーを購入するほうが満足度は高いと言えるだろう。ただし、4年待つことを覚悟しないとならない。
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