マツダの大黒柱CX-5 売れ続ける理由とそれでも足りない「あと1ピース」

ストロングハイブリッドで形勢逆転を狙ってほしい

 2022年3月9日、欧州マツダは2列シートの新型ミッドサイズSUV「CX-60」を発表した。マツダが「ラージ商品群」と呼ぶモデルの第一弾だ。

 国内向けも4月25日から先行予約が始まっており、発売開始は今秋の予定。2.5L直4ガソリン+モーターのプラグインハイブリッド「e-SKYACTIV PHEV」をはじめとして、3.0L直6ガソリン+48Vマイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV X」と、3.3L直6ディーゼルエンジン「e-SKYACTIV D」が用意されるなど、豊富に用意されたパワートレインが魅力となっている。

 しかしながら、「スモール商品群」であるCX-5には、このCX-60のような贅沢で高価なパワートレインは使用することが出来ない。となると、CX-5にユーザーが期待するのは、やはりストロングハイブリッドだろう。このCX-5、もしくは次期型CX-5(2年後の2024年頃デビューと筆者予測)に、ストロングハイブリッド仕様が追加されれば、国内SUV事情はかなり変わる可能性がある。

 100年に一度といわれる自動車業界の変革期にあるいまこそ、マツダは勢力拡大するチャンスだ。マツダの動向に引き続き注目していきたい。

【画像ギャラリー】3か月で昨年の半数を売り上げた!! いま絶好調のCX-5 2021年11月の商品改良後のモデルを写真で詳しく(32枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!