■スズキの新旧名作もランクイン
360ccの軽自動車では1971年9月にLC10W型水冷2サイクル3気筒エンジンに3連キャブを装着し、痛快な走りを見せたスズキのフロンテクーペを挙げたい。

少し時代はさかのぼるが360cc規格で楽しさを追求したフロンテ。駆動方式はRR。2スト3気筒に3連キャブを装備しレスポンスにも優れた1台。ジウジアーロがデザインベースを作ったというデザインも魅力的
リアエンジンだからノーズを浮かせて一気に加速する。ゼロヨン加速は19秒47の俊足だ。操る楽しさも格別だった。
5位は迷ったが、660ccの3気筒DOHCターボに後輪駆動を組み合わせたカプチーノを選んだ。操る楽しさは文句なしで、ステアリングを握るのが愉しい。

小さな軽自動車でもFRスポーツを実現したカプチーノ。かわいい社名とは裏腹に軽快な走りを見せた。小さくても中身は本格派というわかりやすい軽スポーツのサンプルとなった
3気筒ターボは、前期モデルも後期モデルもパワフルで、高回転でもパンチ力がある。AT車を選べるのも魅力のひとつだ。
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