「クルマでモテるためには論争」に終止符を!! どんなクルマに乗ってもモテません!!

■女子への「媚び」は逆効果

 でも、皆さんは、ここでこう思っているかもしれません。

「そんなこと言ったって、女子にモテなかったら意味ない!」と。

 まあまあ、ちょっと待ってください。

 どんな相手でもいいからモテたい、というのなら話は別です。

 でも、真剣なお付き合いを願ってのことなら、女子への「媚び」は逆効果!

 なぜなら、鋭い女子はアナタのそんな態度を見抜いているからです。

 たとえば、クルマ好きを自称するアナタが、今、気になっている相手に対して、「キミが好きなクルマを買おうかな?」って言ったとします。

 彼女は内心こう思うでしょうね。

「今、食べたいラーメン聞いてるんじゃないんだから! この人には、そんなに好きなものがないんだな。きっとそんなに面白い人じゃない」と。

 そして、こうも思うでしょう。

「なんでも言うこと聞いてくれそうだから、アッシーにでもしておくか」って。

 そうなったら本末転倒じゃないですか?

 え!? 性格悪すぎるって(笑)。

 この際、女子が何をほざこうがいいじゃありませんか! 自分の選んだクルマに文句をつけるような女子なら放っておけばいいんです。理解してくれる人が、ひとりいればいいんですから。そういう人がきっといるはずって、H君には言ってるんですけどね(笑)。

■崇高な「バカ」こそが魅力的

 クルマって、アナタがどんな人かを知るうえでの、ひとつのわかりやすい“ラベル”でもあると思うんです。オーナーとクルマとの間にギャップが感じられれば、それはすごく面白いし、興味を持つきっかけになります。

 好きなことに対する知識が深ければ、それだけでリスペクトされる存在になりますよね。

 自戒を込めていいますが、人間ってついついバランスを考えてしまうもの。

「この稼ぎでこのクルマ? 一体何考えてるんだ!?」とかね。

 でも、好きなもののために仕事を頑張り、生きる原動力になるなら、そんな素晴らしいことってないでしょう? そういう崇高な“クルマバカ”こそ、魅力的なんですよ。

 女子は、相手に興味を持ったなら、その人が乗るクルマもひっくるめて相手に興味を持てるようになるものなんです。

 そういえば、『やまとなでしこ』の中で神野桜子が最終的に選んだ相手は、なんでもいうことを聞いてくれる金持ちボンボンの医者、東十条司…ではなく、好きな数学のことで頭がいっぱいの数学バカ、魚屋の中原欧介でしたっけね。

 好きなクルマを選ぶ! それがモテへの第一歩です!

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