求むもう一歩の技術革新!! 「EV普及はもうちょいかかるな…」と実感した事情

求むもう一歩の技術革新!! 「EV普及はもうちょいかかるな…」と実感した事情

 先日、スバル「ソルテラ」/トヨタ「bZ4X」で、石川県金沢市から長野県松本市経由で軽井沢まで、300km弱をロングドライブする、という機会があった。ソルテラ/bZ4Xは、一般道から高速道路の様々な走行シーンで高い静粛性と軽快な走り、そしてすっきりとした乗り心地で、実に好印象。「いいクルマ感」がひしひしと伝わってくるものがあったが、案の定、充電イシューにおいては、苦労があった。

 筆者は、初代日産リーフを1年程所有していたことがあり、バッテリーEV(以下BEV)特有のライフスタイルはそれなりに経験している。リーフを手放して3年程になるが、ソルテラ/bZ4Xの試乗においても、そのころ痛感していたBEVの弱点を改めて認識することになり、「やはり現状ではBEVの普及は難しいな…」と感じた。筆者がBEVの普及は難しいと感じる理由をご紹介しよう。

文:吉川賢一
アイキャッチ写真:Adobe Stock_joel_420
写真:HONDA、NISSAN、TOYOTA、SUBARU、MAZDA、Mercedes-BENZ、BMW、Audi、TESLA、VOLVO、STELLANTIS、Porsche、JAGUAR、HYUNDAI、ベストカー編集部

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