第1位:メルセデス・ベンツEQS(56インチ)
第1位に輝いたのは、メルセデス・ベンツのフラッグシップEV「EQS」だ。もはやダッシュボード全体がディスプレイで、メータークラスターから助手席側コンソールまで含めたサイズはなんと56インチ、その名もハイパースクリーンと呼ばれる。
こちらも正確にはメータークラスターが12.3インチ、センターコンソール部分が17.7インチ、そして助手席側コンソールが12.3インチという分割式なのだが、1枚もののガラスで覆われているためとにかく存在感がすごい。メルセデス・ベンツ内燃機関車の「流儀」は守りつつも、新しい時代に向かおうという意志をひしひしと感じるインパネ周りだ。まもなく日本にも導入されるから、気になる人はぜひとものぞいてみてほしい。
番外:BMW新型7シリーズ(31インチ)
ここまでは前席周りのディスプレイを紹介したが、リアシートのディスプレイにもすごい奴が現れた。それがBMWの新型7シリーズ。ガラリと変わったエクステリアも衝撃だが、リアシートに座るVIPのために、なんと31インチ8Kというリア・シート・エンタテインメント・エクスペリエンスというパノラマスクリーンが備わるのだ(740iエクセレンスに標準装備)。
一昔前ならば完全にカスタムオーダーで作ったワンオフモデルという印象。加えて出力1965W、39スピーカー、32チャンネル・サラウンドが楽しめるBowers & Wilkins製サウンドシステムも備わるというから、移動中は完全なプライベートシアターにもなりそうだ。
※画面のインチ数は実際の計測値とは異なる場合があります。
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