ハスラーの特別仕様車“J STYLEⅡ”はジムニーの外れ1位になり得るか?
発売から約4年、今なお1年以上の納車待ちと言われるジムニー。本格オフロード走行が可能な唯一無二の軽自動車なだけに「1年待ってでも欲しい!」という人は少なくないが、みんながみんな、そうではないこともまた事実。軽自動車+アウトドアテイストの組み合わせを考えると……ジムニーと同じスズキのハスラーなら、外れ1位として指名するに値する1台と言えるのでは?
ハスラーはハスラーでも気になるのは、2022年5月に発売された特別仕様車のJ STYLEⅡ。
HYBRID X、HYBRID Xターボをベースに、大自然の中にも街中にも違和感なく溶け込む“自分のためのスタイルを大事にする存在”として、特別仕様車ならではの専用装備を満載している。
標準モデルとは明らかに一線を画すメッキフロントグリルやHUSTLERアルファベットエンブレム、チタニウムグレーのインパネカラーガーニッシュなどの専用装備を採用した、力強さと上質さを兼ね備えたエクステリア&インテリアは必要にして十分な仕上がり。
また、スズキとしては初めてとなる空気清浄機のナノイーXを採用したフルオートエアコンや、落ち着きあるブラウン&ダークブルーのレザー調ファブリックシートなども快適な室内空間を提供してくれる。
ちなみに、車両本体価格は最上級グレードのJ STYLEⅡターボ(4WD&CVT)が183万3700円であるのに対して、ジムニーの最上級グレードであるXC(4WD&4AT)は190万3000円と大差はない。
第2世代e-POWERを搭載したキックスが激戦のコンパクトSUV市場で存在感を発揮
2021年9月の発売以来、人気を維持し続けているカローラ クロス。しかし、世界的な半導体部品不足による生産の遅れも災いし、納期は6カ月以上なのだとか……。そんなに待てない! というそこのアナタ、2022年7月にマイナーチェンジしたキックスはいかが?
“ついにSUVも電気で走る時代へ。”という謳い文句とともに2020年6月に登場したキックス。エンジンで発電してモーターで走るe-POWERの力強い加速に高い静粛性、アクティブさが際立つエクステリアや使い勝手が良い広い室内空間などで高評価を得たキックスだが、今回のマイナーチェンジではモーター出力を約5%、最大トルクを約7%向上させた第2世代e-POWERを採用。低速走行時のエンジン始動頻度を低減させて静粛性を高めるとともに、アクセル操作だけで加減速できるe-Pedal Stepの操作性もよりなめらかになっている。
そして、もうひとつ注目したいのが4WDモデルの追加ラインナップ。4輪の駆動力を電気の力で制御するe-POWER 4WDが悪路や雪道の走破性向上とワインディングでの理想的なコーナリングを実現。
他にもインテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーなどの先進技術装備を上位グレードに標準装備したり、コンパクトSUV初のインテリジェントFCW(前方衝突予測警報)を全グレードに標準装備するなど充実ぶりはハンパなし。
空前のSUVブームに乗り遅れたくなければ、キックスもイイんじゃない?
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