長納期化必至の新型フェアレディZ…でも、スープラがあるじゃないか!
アリアと同様に受注の一時停止と納期の長期化がアナウンスされている新型フェアレディZ。それに代わる2シーターFRスポーツカーと聞いて思う浮かぶのは、2019年5月に復活を遂げたスープラだろう。
最高出力387psの3.0リッター直6ターボエンジンを搭載するRZ、最高出力197psを発生する2.0リッター直4ターボエンジンを搭載するSZ、RZとSZの中間に位置し最高出力258psを実現した2.0リッター直4ターボエンジンを搭載するSZ-Rの3グレード展開となるスープラ。
なかでもハイパワーを誇るRZやSZ-Rはサーキット走行でもその威力を存分に発揮できるパフォーマンスの高さが魅力だが、エントリーグレードのSZでも十分にスープラを堪能できることもまたしかり。
というのも、SZとRZとの外観上の違いはタイヤ&ホイール(SZは17インチ、RZは19インチ)、フロントブレーキ(SZはアルミフローティングキャリパー、RZはブレンボ製4ポットキャリパー)、デュアルテールパイプ(SZはΦ90mmクロームメッキ仕上げ、RZはΦ100mmヘアライン仕上げ)程度なのだ。
また、フェアレディZのデビューを意識してか、2022年4月にはRZに6MTを新たに設定する一部改良も発表(今秋発売予定)。
車両本体価格はフェアレディZの524万1500円~646万2500円に対してスープラは499万5000円~731万3000円と若干の差額はあるが、スープラも世界に誇る国産2シーターFRスポーツカーの代表格なだけにコチラを選ぶのもアリな選択!?
トヨタの異端児C-HRはコンパクトSUV随一の個性が最大のチャームポイント
力強くて美しいエクステリアやさまざまなドライブモードを使い分ける2モーターハイブリッドシステムのe:HEVが好評を博すヴェゼル。それゆえに納期の長期化も不可避で、最大1年待ちという情報もあるほど。その対抗馬として検討していただきたい一台がC-HRだ。
2016年12月の発売当初は人気も抜群、発売1カ月後の受注台数は月間目標6000台に対して約4万8000台という好調な立ち上がりを記録したC-HR。
その要因になったのはTNGAによる新プラットフォームによる低重心パッケージ、レスポンス・リニアリティ・コンシステンシーを突き詰めた優れた走行性能、エコカー減税の免税対象となるハイブリッド車の低燃費性能などだが、スピード感溢れるキャビン形状やダイヤモンドをモチーフに大きく絞り込んだボディと大きく張り出したホイールフレアとの対比など、個性際立つスタイリングも大きな話題を呼んだ。
2019年10月のマイナーチェンジではTOYOTA GAZOO Racingがモータースポーツ活動を通じて得た知見やノウハウを市販モデルにフィードバックした“GR SPORT”を新たに設定し、2022年8月にはブラック基調のクールな特別仕様車である G“Mode-Nero Safety PlusⅢ”とG-T“Mode-Nero Safety PlusⅢ”を発売するなど派生モデルも充実。
個性的なスタイリングを優先させたことから居住性や積載性には少々難があるかもしれないが、その優等生然としていないところもC-HRの魅力と言えるだろう。
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