2022年6月、現行カローラのスポーツモデルとなる、ワイド化されたボディにGRヤリスと同じ1.6Lターボ+4WDというパワートレーンを搭載したGRカローラの日本仕様が公開され、今秋頃からの発売が発表された。
カローラはトヨタにとって柱の1台となるモデルなのに加え、豊田章男社長にとっても初めて自分のお金で買ったクルマがE70系セダンのスポーツモデルとなるGTだったことや、水素エンジン搭載のカローラでのスーパー耐久への参戦などもあり、GRカローラへの想いは非常に深いものがあるようだ。
GRカローラはカローラファミリーにおいて久々となる本格的なスポーツモデルとなるが、10数年ほど前までのカローラファミリーには歴代ほぼすべてのモデルにスポーツモデルが設定されていた。
そんな背景もあり、ここでは過去のマイカーにAE86トレノ、AE111型レビン、カローラランクスの普通の1.8Lという、2台のスポーツモデルを含めた3台のカローラファミリーがある、「隠れカローラファン」の筆者が印象的なカローラのスポーツモデルが持つ意義を考えてみた。
文/永田恵一、写真/TOYOTA
コメント
コメントの使い方レガシィ乗りからしても、カローラは毎回必ずスポーティモデル出してるなぁという印象があります。
近年だと9千回転以上回せるNA190ps、1.5LのTRDターボ20kgm、どちらもワゴンモデルが用意されていたことが印象深いです。
そしてGRカローラは正直羨ましい。しかし、スポーティーカー好きが増えてくれるなら、大歓迎です。