速くなった!!のもあるけれど…
以上を踏まえ、改めて東京〜名古屋間の所要時間を比較すると…
(1)速達便
1975:5時間36分/2022:5時間9分
(2)普通便
1975:5時間55分/2022:6時間16分
(3)夜行便
1975:6時間40分/2022:6時間39分
(参考)速達タイプの新幹線
1975:2時間1分/2022:1時間39分
速達便ではさすがに新東名経由とノンストップの効果が出ているようで、約半世紀で27分の短縮を実現している。一方で普通便は21分遅くなり、夜行便に関しては殆ど変わっていない。一概に速くなったとも表現し難い結果となった。
もっとも、いくらバス車両の加速性能や最高速度がアップできても、高速道路では新幹線のように速度を引き上げて運転するわけには行かないため、同じインフラを使う限り短縮しようにもさせようがない、と言えそうだ。
東名高速を走行するクルマの姿は変わりゆけど、高速バスのダイヤは50年以上前の開業時点で既に完成されていたのかもしれない。
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