ハマると抜け出せない「沼」グルマ!? 「個性派世界一」シトロエン・DSの魅力

■シトロエンの4つの凄さ(3)デザインが凄い

冗談のようにファニーな顔が強烈!!
冗談のようにファニーな顔が強烈!!
進化したダブル顔。ボリューム感を強調
進化したダブル顔。ボリューム感を強調

 昔からシトロエン車の顔は独特だったが、ここ10年でエスカレート中。日産キューブが先鞭をつけたダブルライトを突き詰めている!!

 そのほか衝撃的なクリフカット、空力にこだわったリアスパッツ、美しいボディラインなどデザインが凄い!!

居住性とトランク容量を両立した元祖クリフカット
居住性とトランク容量を両立した元祖クリフカット
ボリューム、滑らかな曲線とも超絶にエレガント!!
ボリューム、滑らかな曲線とも超絶にエレガント!!

■個性派をバッサリ斬る!! シトロエン&DSの○と×

 前述したようにシトロエンはプジョー傘下となって以来、プラットフォームやパワートレーンといったクルマの基幹部分はプジョーと共用である(プラットフォームの世代が対応するモデル同士で異なることはある)。

 その典型がプジョーリフターとシトロエンベルランゴだ。この2台は基幹部分を共用しながらも内外装はもちろん、乗り味も「オーソドックスなプジョー、よき伝統であるフランス車らしい個性がより強いシトロエン」と見事に棲み分けている。

プジョーリフターとベルランゴは見た目だけでなく、走ってもキャラがまったく違う
プジョーリフターとベルランゴは見た目だけでなく、走ってもキャラがまったく違う

 そのため、ユーザーもプジョーとシトロエンで迷わない、あるいは矛盾するようだが、プジョーとシトロエンで迷うという楽しみを味わうこともできる。

 かつてミドルセダン以上のシトロエンといえば、「雲に乗っているよう」と形容されたハイドロニューマチックサスとセットで語られることも多かった。

 現在ハイドロニューマチック搭載モデルはないが、その思想はダンパーの中にセカンダリーダンパーを持つPHC(プログレッシブ・ハイドロリック・クッション)に引き継がれている。

 そして、現在のシトロエンで重要な柱となっているのがDSブランドだ。

 DSはシトロエンにおいてよりプレミアムかつ個性的なサブブランドとして2010年のDS3からスタート。

 DSは2014年にシトロエンから独立したブランドに昇格し、独立以来そのキャラクターの独自性とプレミアム感が年々高まっている。

 それだけにDSはシトロエンにより輸入車らしい個性を求める人であれば、検討を強く薦めたいブランドに成長中で、将来も楽しみだ。

【画像ギャラリー】シトロエン・DS現行モデルと歴代シトロエンの名車たち(28枚)画像ギャラリー

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