ミニバンとSUVのいいとこどりをしてる三菱 デリカD:5。気になるのが新型モデルで、どんな仕様となるのか気になるところ。
というのもアウトランダーとエクストレイルが兄弟車となっている今、日産のなんらかのミニバンとプラットフォームなどを共有することも考えられる。一体、新型デリカD:5はどうなるのか。
文/永田恵一、写真/MITSUBISHI、ベストカー編集部
【画像ギャラリー】新型はどうなる!? 現行型三菱 デリカD:5と特別仕様車JASPER(ジャスパー)(13枚)画像ギャラリー■デリカD:5はiPhone的存在!? ウケているのは唯一無二のコンセプトにアリ
三菱自動車の国内販売においてアウトランダーとともに大きな柱となっているのが「ミニバンとSUVの融合」というユニークなコンセプトを持つデリカD:5である。
デリカD:5は2007年登場とモデルは古いが、唯一無二の存在のため「こういったクルマが欲しいならデリカD:5を買うしかない」というiPhoneのような強みを持つ。
さらにデリカD:5は2019年に最近登場した新型フェアレディZほどではないにせよ、超ビッグマイナーチェンジによる現代的なアップデートを受けており、この2点により販売は未だ堅調だ。
しかし、さすがに登場からすでに15年といつフルモデルチェンジがあってもおかしくない時期なのもあり、ここでは次期デリカの姿を予想してみた。
■コンセプトはそのままに!! セレナでなく新型エルグランドと兄弟関係に!?
新型デリカも「ミニバンとSUVの融合」というコンセプトが変わることはないだろう。その前提で新型デリカにおいて気になるのはクルマの成り立ちだが、キーポイントとなるのは次期エルグランドと現行アウトランダー&エクストレイルだと思う。
というのも、新型デリカの成り立ちは日産&三菱自動車アライアンスもあり、まもなく登場見込みの新型セレナか新型エルグランドどちらかの兄弟車となるのが自然だろう。
デリカD:5のポジションがミニバンにおいてミドルクラスとラージクラスの中間にあることを考えると、新型デリカが新型セレナの兄弟車というのは荷が重い。
これがもし新型エルグランドがあるのであれば、現行アウトランダー&エクストレイルのCMF-Dプラットホーム(トヨタがクラウンやカムリ、RAV4が使い、次期アルファードもこれと言われているTNGA-Kプラットホームに近い存在)というのが妥当だろう。
もし次期エルグランドとキャラクター違いの次期デリカを開発すればコストダウンに加え両社のラインナップが強化につながれば、それこそアライアンスを結ぶ大きな効果となる。
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