ダイハツのネーミングセンスが凄い!?カクカクシカジカだけじゃない!!

■手堅くいったぜ!! 地味だけど名言炸裂キャッチコピー

【農業女子パック】2014年ハイゼットトラック

2013年から始まった農水省の「農業女子プロジェクト」は1業種につき1社の参加しか認められておらず、自動車メーカーではダイハツのみ。

2014年にFMCしたハイゼットトラックは農業女子プロジェクト用の格好の素材で、ピンクまであるカラフルな色の設定、UVカットガラス、バニティミラー、ステッカーなど女性が喜ぶ装備を揃え「農業女子パック」として発売している。

その発表会では安倍昭恵夫人が出てはしゃいでいたことも報告しておく。

【ゴツかわいい】2006年ビーゴ

同じ「かわいい」でもミラココアの「ココかわ」とは相当ニュアンスの異なる「ゴツかわいい」をキャッチフレーズにしたのがビーゴだ。

姉妹車のトヨタラッシュが「見晴らしのいいコンパクト」だったのに対し、やはりダイハツのほうがインパクトがある。

かわいいかどうかは別にして、コンパクトなサイズで姉妹車ラッシュと共に人気のあったビーゴ。まあそのまんまだ

キャッチフレーズに関しては、ダイハツがトヨタの親会社になったほうがいいのではないだろうか。

見た目はゴツいけど、サイズが小さいかわいさもあるということでこうなった。ま、そのまんまかな?

【家族は成長する。クルマはどうする?】2016年トール

2016年に登場したトールは、トヨタ(タンク/ルーミー)、スバル(ジャスティ)にもOEM供給している頑張り屋さん。

そのキャッチフレーズが「家族は成長する。クルマはどうする?」というもので「次はもう少し大きなクルマにしませんか?」と問いかけているわけだが、トールだってリッターカー。

OEMも頑張るトール。このキャッチには核家族化など多くのストーリーを含んでおり、ストーリー性がありそうでナイス

大きいといっても小さいクルマであり、これは軽自動車ユーザーを狙ったものだということがわかる。

つまり、リッターカーを3ナンバーが重荷になってきたダウンサイザー(年配層)ではなく、軽自動車を卒業したい若年層の憧れの存在に仕立てているのだ。

このあたりがダイハツのうまさ。決定権を持つ奥さんにも「次はトール」と思わせる魔力を持っている。

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