2023年3月5日の日曜日に開催される「東京マラソン2023」。だが、東京マラソン財団が発表しているそのオフィシャルスポンサーのなかに自動車メーカーの名がない。果たして今回の東京マラソン当日に走る先導車はいったい……??
本文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、BMW、AdobeStock(トビラ写真:Caito@AdobeStock)
■前回の「東京マラソン2021」はスバルソルテラが先導
2022年3月6日に開催された前回の「東京マラソン2021」(新型コロナウイルスの影響から開催日を2021年10月17日から2022年3月6日に変更)では、オフィシャルカーパートナーとしてスバルが協賛。先導車にEVのソルテラが提供され、レガシィアウトバックとレヴォーグ、XVが大会支援車両としてコースを走行した。
ところが今回、スバル関係者によれば「東京マラソン2023には協賛しません」とのことで、改めて東京マラソン財団が公表しているオフィシャルパートナーを見ると、東京メトロにSTARTS、ASICSジャパン、大塚製薬など毎回おなじみの会社が並び、新たにヘアケアブランドの「TOKIOインカラミ」を展開するイフイングが加わったものの、自動車メーカーの名はない。
東京マラソンは第1回大会が2007年2月18日に開催。この時はトヨタが協賛しており、2代目プリウスがセイコーの公式記録時計をルーフに乗せたサポート車両として提供されている。以後、第4回大会の2010年まではトヨタがオフィシャルスポンサーを務めている。
■2011年にトヨタからBMWにスイッチしたが……
また、2011年の第5回大会からは前年までのトヨタに代わり、BMWジャパンがオフィシャルスポンサーになり、初代BMW X6アクティブハイブリッドが先導車として走ったほか、約20台のBMW各モデルが大会随行車両として提供された。
以後、2020年の第14回大会(一般参加ランナーの部は中止でエリートランナーおよび車いすエリートの部のみ開催)までBMWジャパンは東京マラソンに毎年のように協賛。先代F30型3シリーズセダン、現行G20型3シリーズセダン、先代2シリーズアクティブツアラー、EVのi3&i8およびi8ロードスター、現行型X1 xDrive18dなどが東京マラソンのコースを走ってきた。
2021年大会が前述のように2022年に延期され、2022年大会は欠番大会となってしまったワケだが、クルマ好きにとってはどのクルマが東京マラソンの先導車となるのかは興味深いところだっただけに、今回は自動車メーカーの協賛がないというのは正直少し寂しい感じもする。
大会の開催まであと1カ月ちょっとだが、自動車メーカーで名を挙げるところはないのか? 東京マラソンは地上波とCSでテレビ放映される(今回はフジテレビが担当)だけに広告効果は抜群だと思われるのだが……。
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