超特殊な荷台構造に注目!! 日本一愛されるボデー屋を目指す名古屋ボデーの「Vカット床平ボディ」がスゴい!!

ショートキャブ車で大幅な軽量化を達成

 このほか荷台には高齢化が進むドライバーのシートがけ負担軽減に大きく貢献するアコーディオン幌を搭載。四国装備製の骨組みに名古屋ボデーオリジナルの幌を組み合わせたもので、サイドアオリにワンタッチで固定できるマグネットを搭載するのが特徴だ。

 ちなみに、こういう細かなアイデア装備はマルタアマゾンとの打ち合わせの中で生まれてきたもの。現在は後部のロールカーテンとともにトライアルを行なっているところという。

 ベース車両はUDトラックス・クオンのCG系低床4軸リアエアサスシャシーのショートキャブ仕様。線材コイルは前から後ろまで積んでも積載量が満たされない、いわゆる「カサもの」なので、積載効率を追求すると少しでもたくさん積むことができるショートキャブが有利という。

 また、ショートキャブ車は軽量な8Lエンジンを搭載していることから軽量化に寄与。打ち合わせ段階での最大積載量の目標値は13000kgだったが、ショートキャブと車体各部の軽量化により、最終的には13700kgを確保することに成功している。

【画像ギャラリー】一体どんな構造になっているのか!? 名古屋ボデーが製作した「Vカット床平ボディ」のディティールをチェック!!(14枚)画像ギャラリー

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