フロントガラスにキズがあっても車検に通るのか?
車検ではフロントガラスのキズの有無は検査官の「目視」によって行われ、合格・不合格の明確な判断基準はない。よって、助手席側か運転席側か、小キズなのかヒビなのかなどは検査官によって判断が分かれることもある。
筆者は助手席側に飛び石による直径1〜2cmほどの小キズが入ったことがあるが、車検には合格した。ただ、前述のように小キズが急成長することもあるため、大なり小なりキズがあるなら修理もしくは交換を考えるべきだろう。
キズを防ぐ手立てはあるのか?
これはかなり難しい。キズの多くは他車からの飛び石のため、気をつけるとしたら前走車との車間を詰め過ぎない(安全上の理由からも)ことが第一。
また、トラックやダンプカー、バスなどの大型車両のタイヤは大きく、タイヤの溝も大きい。そこから小石が飛んでくることもあるし、積載された砂利などが飛んでこない保証はないので、大型車の後ろを走る場合も要注意。加えて、雨の日は路面に雨水とともに小石が流れ出ていることもあり、この小石を他車がタイヤで弾き飛ばして直撃することもある。
フロントガラスが立ち気味のクルマ(貨物車やオフロードタイプなど)は小石の直撃をまともにガラスが受けやすく、損傷することが多いので注意したい。
また、ボディへの飛び石にはガラスコーティングがいくらか効果を発揮することも覚えておこう。
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コメント
コメントの使い方車検の時にこれが見つかって「これじゃ車検通らないよ」と言われ、追加費用で修理代を取られた。