2023年も多くの新型車が登場を予定している。そこで、2023年登場予定の新型車の「期待できる部分」と「不安に感じる部分」を岡本幸一郎氏に分析してもらった。スズキ 新型スイフトに感じる期待と不安とは?
※本稿は2023年1月のものです
文/岡本幸一郎、ベストカー編集部、予想CG/ベストカー編集部、写真/SUZUKI、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年2月26日号
■ライバルたちに先駆けて3ナンバーサイズへ!!
スイフトはスズキの世界戦略車で、4代目となる現行スイフトは2016年12月にデビューし、4月に新型が登場予定。
ライバルはヤリス、フィット、ノートとなるが、新型ではそれらに先駆けて全幅1720mmとなり、5ナンバーサイズを脱却!! それが吉と出るか凶と出るか!?
■岡本幸一郎の「期待と不安」分析
まさにキープコンセプトの正常進化という感じで、デザインももう長いことこの路線のままだけど、新鮮味を出そうと頑張っているのは伝わってくる。弱点といわれた居住性もホイールベースの延長等で改善される見込みだ。
パワーユニットがどうなるのかも興味深いところで、現行の改良版のほかにも、新開発のストロングハイブリッドが出てくる可能性もあるというから気になる。
現行型は5ナンバーへのコダワリから日本向けは専用に作り分けられたわけだけど、新型はついに枠から出る見込み。5ナンバーがよかったというユーザーの反発を招くことには違いないが、走りの面ではメリットが大きいので、理解してもらうしかない。
もちろん、いろいろ新しいことをやると、せっかく安いと定評あるお値段も高くなりそうで心配だけど、消費者至上主義のスズキのことだから、それほど上がらないように頑張ってくれるはずだ。
●新型スズキ スイフトの内容
・4月登場予想
・丸みを帯びたデザインに
・ホイールベースを延長して居住性を改善
・全幅1720mmの3ナンバー
・パワーユニットは直3、1Lガソリンターボと直4、1.2Lマイルドハイブリッドと予想
・新開発ストロングハイブリッド+CVTの可能性もあり
・価格の上昇は最小限に抑える
コメント
コメントの使い方時期スイフトは3気筒になるという噂を小耳にはさみまして危機感を抱いております。これまで、四気筒の静かでスムーズなエンジンを評価する人がいたスズキ。そういう方々から見放されないかが大いに心配です。ダイハツのレベルまでコンパクトカーが落ちないか心配。しかも三気筒になれば、他車にもその波が及ぶ可能性も十分にあるわけで。勿論そこだけがスズキの魅力ではないですが一つ魅力が駆けるのは痛いです。
わざわざ日本専用のカッコ悪いボディを作るのは本当にやめてほしい。
たった数cmの違いで見た目は大きく変わる。
欧州仕様のスイフトを見たことがない人が多いのではないか?
日本のメーカーの車なのに欧州仕様に憧れるなんて情けない限りだ。
スイフトで3ナンバーならスイスポ買うよな。
スイスポじゃなくていい層は、ほか選ぶし
6年耐えて5ナンバー回帰を願うがどうしよう
願いましょう…!
現行スイフトスポーツと同じ1735mmくらいなら別に良いんじゃない?
流石に、1760mmとかならダメだと思うけど。
スイフトスポーツは現行もすでに3ナンバーですが?
車が大きくなっても、日本の道幅や駐車スペースはなかなか広くならないから、コンパクトカーや軽自動車を選ぶ人は一定数いる。バレーノはでかい、でもイグニスは小さいって感じるから、スイフトがちょうど良かったけど、次期スイフトが現行スイフトスポーツと同じくらいの車幅になったら、ソリオやイグニスを選ぶ人が増えそう。
社内にカバーできるサイズがあればよい、と言う考え方ですね。