スポーツカーといえば、いつの時代も男の憧れだが、女性にとってはどうだろうか? 1970〜1980年代のスポーツカーは、同乗する女性にとっては座り心地も車内環境も良いとはいえないシロモノだったが、現代ならば違うはずだ!?
※本稿は2025年2月のものです
文:伊達軍曹/写真:トヨタ、マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2025年3月26日号
※価格帯は現行モデルが最新のもの、先代、旧型はその最終モデルのものとなっています
スポーツカーはモテるのか?
スポーツカーは今、セールスの面で受難の時代を迎えているだけでなく、「モテ」においても受難の時代を迎えている。
残念な話ではあるが、国産スポーツカーを愛好していると、女性からは「私じゃなくてクルマと自分にしか興味がないオタク」に見られがちであり、フェラーリなどの輸入スーパースポーツに乗っていると「何かヤバい仕事をしてるかもしれない人」に見られてしまうケースが多いからだ。
つまり今「スポーツカーはモテない!」と言えるわけだが、そんななかでもトヨタGR86のエクステリアは、どこかフランスのアルピーヌ A110にも通じる上品さというかセンスのようなものを感じさせるため、まあまあモテるはずだ。なぜかほぼほぼ同じスバル BRZだとキツいかもしれないのは不思議なところだ。
そのほかでは、それこそフランスの現行型アルピーヌ A110と、絶版国産スポーツでは初代マツダ ロードスター(のキレイな無改造車)は、「クルマオタクっぽくは見えないし、デザインがカワイイから」という意味で、スポーツカー受難の時代といえる令和においても、そこそこは女性からモテる可能性を残していると言っていい。
●トヨタ GR86(現行):中古データ
・中古相場:270万~490万円
・タマ数:★★★★☆
・見栄張り度:★★★★☆
・押し出し感:★★★☆☆
・オシャレ度:★★★★☆
・上品度:★★★★☆
・総合モテ度:★★★★☆
●アルピーヌ A110(現行):中古データ
・中古相場:660万~1300万円
・タマ数:★☆☆☆☆
・見栄張り度:★★★★★
・押し出し感:★★★★☆
・オシャレ度:★★★★★
・上品度:★★★★★
・総合モテ度:★★★★★
●マツダ ロードスター(初代):中古データ
・中古相場:70万~480万円
・タマ数:★★☆☆☆
・見栄張り度:★★★☆☆
・押し出し感:★☆☆☆☆
・オシャレ度:★★★★★
・上品度:★★★★★
・総合モテ度:★★★★☆
コメント
コメントの使い方オープンカーは冗談抜きでモテとは無縁ですよ。むしろ徹底的に嫌う女性すら多いです。相方と乗って出かけるだけでも苦労しました。
意外だったのは、ルーフキャリアにロードバイクとか登山具とか固定してると、相手から話題に出されたりしてウケもよかったです。むしろ敬遠されると思ってたので。