■[3月まで買いの特別仕様車] 国産車編/10位 → 6位
10位はステップワゴンのブラックスタイルだ。1.5Lターボの場合、ベース車に外装の色彩変更など3万円相当の価値を加えたが1万円ほど割高となる。
●ステップワゴン ブラックスタイル:価格 309万4200円
●買い得金額:−1万3200円
305万1000円…ベースグレードの価格(スパーダクールスピリットホンダセンシング)
3万円…特別装備の価格換算額
309万4200円…特別仕様車の価格
-1万3200円…買い得価格
9位はC-HRで、2種類の特別仕様車を設定した。Gモードネロは本革とファブリックを使う専用シート表皮、内装やアルミホイールのブラック塗装などで5万円に換算。価格も5万円の上乗せで、買い得価格は0円だ。
●C-HR Gモードネロ/Gブルーノ:価格 297万9200円
●買い得金額:0円
292万9200円…ベースグレードの価格(C-HR・G)
5万円…特別装備の価格換算額
297万9200円…特別仕様車の価格
0円…買い得価格
8位はスイフトXGリミテッドだ。XGに安全装備のデュアルセンサーブレーキサポート、サイド&カーテンエアバッグなど13万円相当の装備を加え、価格上昇は11万7720円。1万円少々お得だ。
●スイフト XGリミテッド:価格 146万1240円
●買い得金額 +1万2280円のおトク!
134万3520円…ベースグレードの価格(XG)
13万円…特別装備の価格換算額
146万1240円…特別仕様車の価格
+1万2280円…買い得価格
7位はフィットコンフォートエディション。13G・Fに運転席と助手席のシートヒーター、360度スーパーUV&IRパッケージなど7万円相当の装備を加えた。価格上昇は3万2400円だから、4万円近く割安になる。
●フィット コンフォートエディション:価格 146万1240円
●買い得金額:+3万7600円のおトク!
142万8840円…ベースグレードの価格(13G・F)
7万円…特別装備の価格換算額
146万1240円…特別仕様車の価格
3万7600円…買い得価格
6位は定番の特別仕様車であるヴォクシーZS“煌2”だ。ノーマルエンジンの場合は、ベース車のZSに右側スライドドアの電動機能(左側はZSも標準装着)、後席のオートエアコン機能、内外装の色彩変更など、15万円相当の価値を加えた。価格上昇は9万3960円だから、約6万円割安になる。
●ヴォクシー ZS “煌(きらめき)2”:価格 285万6600円
●買い得金額:+5万6040円のおトク!
276万2640円…ベースグレードの価格(ZS)
15万円…特別装備の価格換算額
285万6600円…特別仕様車の価格
5万6040円…買い得価格
■[3月まで買いの特別仕様車] 国産車編/5位 → 1位
5位はワゴンR25周年記念車だ。ハイブリッドFZリミテッドは、ベースグレードのハイブリッドFZに、助手席シートヒーター、専用ファブリックのシート表皮などを加え、アルミホイールを14インチから15インチに拡大した。総額8万円相当だが、価格上昇は1万6200円だから、6万円ほど割安だ。
●ワゴンR 25周年記念車:価格 142万5600円
●買い得金額:+6万3800円のおトク!
140万9400円…ベースグレードの価格(ハイブリッドFZセーフティパッケージ装着車)
8万円…特別装備の価格換算額
142万5600円…特別仕様車の価格
6万3800円…買い得価格
ちなみに軽自動車は、特別仕様車のベースになるグレードでも値引きが少ないから、特別仕様車の割安感が直接出費の安さに繋がる。
4位はヴィッツセーフティエディション3だ。ヴィッツは発売から8年以上を経過して売れゆきが下がった。このような車種では、割安な特別仕様車は、販売を維持する手段として効果的だ。
●ヴィッツ セーフティエディション3:価格 157万320円
●買い得金額:+8万1440円のおトク!
148万1760円…ベースグレードの価格(1.3F)
17万円…特別装備の価格換算額
157万320円…特別仕様車の価格
8万1440円…買い得価格
1.33LエンジンのFセーフティエディション3は、ベース車の1.3Fに、緊急自動ブレーキを作動できる安全装備のトヨタセーフティセンス、クリアランスソナー、バイビームLEDヘッドランプ、フォグランプなど17万円相当の装備を加えた。価格上昇は8万8560円だから、8万円程度割安になる。安全装備を安く加えたから、選ぶ価値の高い優れた特別仕様車だ。
3位はインプレッサの1.6 i-LアイサイトSスタイルになる。1.6i-Lアイサイトに、LEDヘッドランプ、クリアビューパック、サイドシルスポイラー、アルミパッド付きスポーツペダルなどを加え、装飾も充実させた。これらを合計すると25万円相当で、価格の上乗せは16万2000円だ。従って約9万円割安になる。装飾の追加も入ったのであれば買い得だ。
●インプレッサ 1.6i-LアイサイトSスタイル:価格 210万6000円
●買い得金額:+8万8000円のおトク!
194万4000円…「ベースグレードの価格(1.6i-Lアイサイト)
25万円…特別装備の価格換算額
210万6000円…特別仕様車の価格
8万8000円…買い得価格
2位はレヴォーグ1.6GTアイサイトVスポーツになる。1.6GTアイサイトに、後方の並走車両を知らせたりするアイサイトセイフティプラスの運転支援と視界拡張機能、ビルシュタイン製ショックアブソーバー、LEDヘッドランプなどを加えた。アルミホイールやブレーキのサイズも拡大している。
これらの価格換算額は合計33万円だが、価格の上昇は21万6000円だから、約11万円割安だ。走行性能を高めたから、走りのいいレヴォーグに相応しい特別仕様車となった。
●レヴォーグ 1.6GTアイサイトVスポーツ:価格 307万8000円
●買い得金額:+11万4000円のおトク!
286万2000円…ベースグレードの価格(1.6GTアイサイト)
33万円…特別装備の価格換算額
307万8000円…特別仕様車の価格
11万4000円…買い得価格
そして1位はeKワゴンGセーフティプラスエディションだ。この特別仕様車を買うと、ディーラーオプションとして用意される約18万円のカーナビが、無料で装着される(取付工賃は別途必要)。
特別仕様車の価格は、ベース車のGセーフティパッケージと同額だ。つまり18万円のカーナビが、丸々サービス装着されるが、特別仕様車の装備は選択の自由が利かない標準装着品だ。そこで買い得価格の計算は、85%の15万円とした。
●eKワゴン Gセーフティプラスエディション:価格 141万3720円
●買い得金額:+15万円のおトク!
141万3720円…ベースグレードの価格(Gセーフティパッケージ)
15万円…特別装備の価格換算額
141万3720円…特別仕様車の価格
15万円…買い得価格
このGセーフティプラスエディションは、特別仕様車というよりディーラーオプションのプレゼントだ。販売店で取り付けるだけなので、一般の特別仕様車に比べて生産コストを抑えられる。メーカーにとっては都合がいい。
なおeKワゴンは2019年3月末にフルモデルチェンジされる。次期型は日産が開発するから、クルマ作りを大幅に刷新する。現行型は設計が古く推奨できないが、フルモデルチェンジの直前になると、Gセーフティプラスエディションの在庫車をさらに安く売ることもあるだろう(ただし台数は少ない)。安さを徹底的に重視するユーザーには魅力的だ。
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