おじさんは笑うしかない! クルマにこんなもの必要? 「ありがた迷惑装備」の今と昔

おじさんは笑うしかない! クルマにこんなもの必要? 「ありがた迷惑装備」の今と昔

■みなさんが感じている現在のありがた迷惑装備はなんですか?

機能は非常に便利なのだが大きすぎやしませんか? 写真はアルファードのスマートキー
機能は非常に便利なのだが大きすぎやしませんか? 写真はアルファードのスマートキー

 筆者のような50代のおじさんにとって、ありがた迷惑装備は現代のクルマにたくさんある。

 バックする時に下を向くサイドミラー、アイドリングストップをはじめ、「自分でやったほうが早いわ」のリモートパーキング、「自分の目でミラー見て後ろを目視すればいいじゃん」の電子式サイドアウターミラー、「こっちのほうが慣れないし、認識しないことがあるし、たまに間違うので逆に面倒くさいわ」のジェスチャー&声で作動させるインフォテインメントといった具合に、なんでもかんでも自動化させればいいという考えにはちょっと考えさせられる。

 そんななか、筆者が一番ありがた迷惑装備だと思うのが電子キー。バックドア、ドアの開閉、キーをポケットなどに入れたままでも開閉できるスマートキーは非常に便利なのだが、なぜこんなにデカいのか? 

 まるで昔のVHSビデオのようだ。メールやネットが普及してきているのに本当に当時はなぜこんなにデカいものをいまだ存在しているのかと不思議だったが、現在のスマートキーも状況が似ている。もっと小さくていいはずだと思いませんか? デカくなりすぎたありがた迷惑装備になっているように思う。電波式のため、リレーアタックによる盗難事件が勃発しているのも懸念ポイントだ。

次ページは : ■昔のありがた迷惑装備:スペアタイヤの空気圧警告灯

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