■今や付いて当たり前の時代!! ADASの進化により優先順位が落ちた!?
全てではないが、昨今の新型車を見ると1.ADAS系スイッチ 2.ハンズフリー&音声認識スイッチ 3.オーディオ系(音量&選曲他)スイッチ 4.ディスプレイ表示切り替えスイッチが多く採用されている。
この中から昨今、重視されているが1と4だ。特にADASに関してはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の項目が多く、それだけでもスペースが必要になる。
またディスプレイ表示切替スイッチに関しても、冒頭に触れたディスプレイの多機能化により極力階層を深くせず、切り替えにより多彩な表示を実現する必要がある。
もちろんこれらは機能に応じて他のスイッチと共有できる部分はあるが、①に関しては誤動作は事故に繋がる可能性もあるので単独配置されることが圧倒的だ。
■今のエアコンは超優秀!! 常時AUTOでOKに
では悲しいかな、エアコンはどうなのだろうか。
これはオートエアコンの進化による部分が大きい。基本昨今のエアコンの制御は極めて緻密だ。単純な室温のコントロールだけではなく、周辺の排ガスの量を検出して内外気を自動で切り替えたり、今の時期の花粉対策などに関しても専用のモードを作動させるなど「知能化」は進んでいる。
つまりエアコンに関しては文字通り「AUTO」に設定しておけば、ほとんど操作する必要もない車種が増えているわけだ。
また徐々にではあるが音声認識によるエアコン操作も増えており、これを活用すればそもそもエアコンスイッチを操作するために視線移動やステアリングから手を離すことも減らすことができ、最終的には安全運転にも寄与するのである。
もちろん上記機能に関しても安穏とはしていられない。今後さらなる技術革新が起きた場合、これらのスイッチが廃止される可能性だってある。
この場合の鍵となるのが「音声認識」や「生体認証」、これに新しいディスプレイの形が加わることで、インパネ周りはもっとスッキリするはずだ。その点でも現状では「テスラ」がひとつの提案形として一歩先を走っているのかもしれない。
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