■ヘルメットを付けることの重要さを改めて認識
動物の頭蓋骨、自分が出せる最高速で正面から衝突した時に耐えられる構造になっていると聞く。人類は20km/hくらいなら耐えられる可能性大。されど横からの衝撃に極めて弱い。頭突きもオデコは強いが、側頭部だと陥没します。
ということで私が受けた入力は耳の上くらいの急所。ヘルメットなしなら今頃は病院の中だったかもしれません。ヘルメット、潰れていた。
そのほかのダメージは左膝と右肘の打撲と擦過傷。側頭部を守るため首の右側の筋肉(クルマの横Gに耐えるための筋肉)にチカラ入れたのだろう。右側だけ筋肉痛といった具合。
ちなみに、私が転倒した時の速度は15km/hくらいで、2時間&20km先の目的地だったこともあり、特に頑張っていたワケじゃない。自転車なら普通の速度である。誰でも受ける可能性のあるダメージだと思う。
■電動キックボードは7月に解禁となるが、ヘルメット着装はぜひ!
ということで自転車に乗る時のヘルメット着装、強く薦めておく。考えてみたらクルマも1985年までシートベルトの着用は努力目標だった。思い出してみると、「誰もしていなかった」と言い換えてもいいほど。
その後、1987年まで助手席に座っている人の着用義務はなし! なのに、今やシートベルトをしてないと不安に感じるほど(後席はいまだ着装していない人を多く見る)。
バイクのヘルメットも同じ。1975年まで着装義務化になっていなかったため、ノーヘルで走っている人はとても多かった。私の場合、初めて乗った650ccバイクのリアシート、工事用ヘルメットでした(笑)。けっこうな速度でしたね。危ない。
その後、1978年まで原付バイクはヘルメット不要。これまた今じゃ怖くて乗れない。自転車も着装に慣れたら同じだと思う。
ということで自転車のヘルメットは警察が取り締まっているor見過ごしているという基準じゃなく、自主的に着装して欲しい。今後、さまざまなタイプのヘルメットも出てくるだろうから、きっとお気に入りのデザインが見つかると思う。
2023年7月から電動キックボードが解禁になり、こちらは走行中、「頭」の高さは自転車以上となる。位置エネルギー大きい。転倒する可能性だって高い。必ず着装して欲しい。
【画像ギャラリー】2023年4月から自転車運転時は「ヘルメット装着」の努力義務化が開始に!(10枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方>1978年まで原付バイクはヘルメット不要
1987年じゃないの?
1986年に「道路交通法」が改正だし。
まぁ悪くは無いのだろうけど31日の時に警察官はヘルメットと帽子両方いたけどアピールするなら義務以前からしっかりとヘルメット被っていれば良いのに。
何処かの警察署が自転車ヘルメットの装着オススメイベントをやってる記事で、警察官はキチンと被れていたが一緒にやってる芸能人かコンパニオンは「阿弥陀かぶり」になっていた。これでは効果は望めない。肝心なところで抜けている。警察ももっとしっかりせえよ。
国沢にしてはまともな記事。