マツダよ諦めないで! マツダ2を「最コンパクトマツダ車」として存続させるべきワケとは!?

■マツダ2次期型モデルの必要性とは?

4代目デミオの1.5Lクリーンディーゼル6MT車を人生初の新車として購入した際の筆者
4代目デミオの1.5Lクリーンディーゼル6MT車を人生初の新車として購入した際の筆者

 筆者は噂となっているマツダ2の絶版には大反対である。その理由は簡単で、コンパクトカーは多くの自動車メーカーにとってエントリーカーとして、また同じメーカー内でステップアップしていく入り口として必要、重要な存在だからだ。

 もしマツダ2が絶版となり、マツダ3がエントリーカーになったとしたら価格は約230万円から、かつボディサイズも大きく、一時期プレミアムブランドを目指したけど実際にはそこまでのポジションではない今のマツダにとって、ユーザーの間口を狭めてしまうことになるだろう。

 また、燃費のいいコンパクトカーはCAFE(企業別平均燃費規制)のクリアを考えても必要な存在だ。その点ではいろいろな意味で実際のところは別として、小ささも特徴となっているMX-30から搭載されるロータリーエンジン+2モータープラグインハイブリッドを普通のハイブリッドとしてマツダ2に設定し、量産されればそのコストダウンにつながるという青写真だって描けるかもしれない。

 さらに次期マツダ2があれば、現在のCX-3の後継車となるコンパクトSUVへの発展が考えられることも、マツダにとって悪い話ではないのではないだろうか。

 といったことから筆者はマツダ2の絶版には大反対なのだが、もしかすると現在のマツダ3やCX-30以降のマツダのFFが使うスモールアーキテクチャーはコンパクトカーには対応できないのかもしれず、この点からマツダ2の絶版が噂されているのかもしれない。

 そうだとすると話は根深いが、それでも6月の新社長への交代により新体制となるマツダには、形はいろいろあるにせよ親しみやすいマツダ車としてもマツダ2はぜひ諦めないでほしい。そう切に願っている。

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