■マツダ2次期型モデルの必要性とは?
筆者は噂となっているマツダ2の絶版には大反対である。その理由は簡単で、コンパクトカーは多くの自動車メーカーにとってエントリーカーとして、また同じメーカー内でステップアップしていく入り口として必要、重要な存在だからだ。
もしマツダ2が絶版となり、マツダ3がエントリーカーになったとしたら価格は約230万円から、かつボディサイズも大きく、一時期プレミアムブランドを目指したけど実際にはそこまでのポジションではない今のマツダにとって、ユーザーの間口を狭めてしまうことになるだろう。
また、燃費のいいコンパクトカーはCAFE(企業別平均燃費規制)のクリアを考えても必要な存在だ。その点ではいろいろな意味で実際のところは別として、小ささも特徴となっているMX-30から搭載されるロータリーエンジン+2モータープラグインハイブリッドを普通のハイブリッドとしてマツダ2に設定し、量産されればそのコストダウンにつながるという青写真だって描けるかもしれない。
さらに次期マツダ2があれば、現在のCX-3の後継車となるコンパクトSUVへの発展が考えられることも、マツダにとって悪い話ではないのではないだろうか。
といったことから筆者はマツダ2の絶版には大反対なのだが、もしかすると現在のマツダ3やCX-30以降のマツダのFFが使うスモールアーキテクチャーはコンパクトカーには対応できないのかもしれず、この点からマツダ2の絶版が噂されているのかもしれない。
そうだとすると話は根深いが、それでも6月の新社長への交代により新体制となるマツダには、形はいろいろあるにせよ親しみやすいマツダ車としてもマツダ2はぜひ諦めないでほしい。そう切に願っている。
【画像ギャラリー】マツダ2は存続させるべきだ! マツダは決して次期型を諦めてはならない!?(23枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方4人乗れる2ドアクーペをMAZDA2ベースで造ってもらえないでしょうか?
ロードスターからの乗り換え用として…
妻からは子どもが生まれたら分かってるよな?と圧をかけられておりますゆえ
できるならMAZDA3に採用されたAWDも組み込んでやって欲しいと思います
よろしくお願いします
価格帯?
L社のuxより下げていただければ良いです
近いうちに後期高齢者になるマツダオーナー(現在のマイカーはMX-30)である私はもし次のクルマに乗り換えることがあったらBセグ以下が絶対条件かと思っていますのでマツダ2がなくなれば必然的に他社のクルマになると思います(安全性が第一なので旧車も選択肢にならない)。
軽自動車を捨てたスバル、しかし当時のスバルの顧客の半数は軽自動車ユーザーでした。そのツケが今になって響いています。
マツダではデミオがそれと同じ立場の車です。別に今のまま作り続ければ良いのです、完成度は極めて高いのだから。Mハイブリッドを載せたり小さな努力を最小限の投資で上乗せしていくことはできるはず。モータースポーツから家族旅行まで、全てこなせる車はデミオです。儲けは薄くともやめてはいけない。
仰る通りですね。
エントリーモデルとして必要だと思います。
しかし、ハイブリッド車が無いのが痛いですね…