「この人の運転、ヤバい…」助手席から運転者へ伝えたほうがいいことと伝え方

「ブレーキが急」などは、少し様子をみてもいいかも

 逆に伝えなくてよいこととしては、右折待ちで、自分だったら右折するタイミングでドライバーが右折しなかったり、ブレーキのタイミングがちょっと遅かったりなど、運転操作の主にタイミングに関すること。もちろんあまりに遅かったりすることは、伝えるべきかもしれないですが、これらのタイミングは人によって個人差が大きいものであり、微妙なタイミングを指摘しても、指摘された側としては何が悪いのか理解できず、混乱の原因になります。

 冒頭の「ブレーキが急だな」という例についても、「急」の程度が多少であるなら、しばらく様子をみて、それでもやっぱり危険かもと思ったら、「そういえばね、上手な運転の仕方っていうユーチューブ見たんだけど…」などの世間話の中にそれとなく入れることで伝えると、しっかり伝わるかもしれませんね。

ドライブを楽しむためには、伝えなくていいことは伝えないほうがよい(PHOTO:Adobe Stock_Prostock-studio)
ドライブを楽しむためには、伝えなくていいことは伝えないほうがよい(PHOTO:Adobe Stock_Prostock-studio)

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 「信号変わったよ」に関しては、信号変わってからどれくらい経ったかももちろんですが、回数もポイントかも知れません。ちょっと反応が遅かっただけでいわれるのはイライラしますし、何度も何度も同じことをいわれるのもイライラします。助手席に座ったら多少のことは飲み込むという意識をもつのと同時に、自分が助手席の人に何かいわれたときにも「他人の運転は気になるもの」という意識をもっておくと、役立つかもしれませんね。

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