むしろ種類が増えたってマジ? 青くなってからのバスのシートが予想以上に奥深すぎた!!

■その事業者でしか見られない!? レアな青系モケットに注目

 色合いと柄の違いだけで数えきれないほどのパターンが予想される青系シートの中でも珍しいのが、誰が見てもその事業者が特注したと分かる図柄が折り込まれたモケットだ。

 例えば横浜市営バスの場合、横浜ベイブリッジや帆船にっぽん丸、マリンタワーといった、横浜を代表するランドマーク群のイラストがシートモケットに刺繍されている。

シートの柄を見れば、その場所がすぐ分かる?!(神奈川県・横浜市営バス)
シートの柄を見れば、その場所がすぐ分かる?!(神奈川県・横浜市営バス)

 ほかにも下関のサンデン交通で運行している路線車のシートモケットには、やはり下関を代表する関門橋、海峡ゆめタワー、ふぐ(ふくふくマーク)などがあしらわれ、ご当地感を演出している。

 また、(ゆるキャラを含めた)専属のマスコットがいる事業者になると、それらマスコットたちをシートモケットの図柄に登用することがある。キャラ系モケットでも地色が青系になるのは共通だ。

 普段バスに乗る時は、シートに対して背を向けてしまうのが当たり前ではあるものの、たまには後ろを振り返って、張られているモケットにあえて注目してみると、バスを楽しむ幅も広がるはずだ。

【画像ギャラリー】青い中にも色がある……最近の路線バスのシート(8枚)画像ギャラリー

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