■パワーユニットもどれが選ばれるかが気になるところ
気になるのがパワーユニット。日本で販売されるならディーゼル以外考えにくい。となると有力候補は2400ccのMIVEC4気筒ターボだろう。現行モデルだと181ps。ハイラックスが150psなので、それよりパワフルなエンジンということになる。
ただ、タイより厳しい日本の排気ガス規制をクリアできるかどうか不明。日本仕様だけのために開発するとなればコスト的に厳しい。
とすればデリカD:5用の2.3L145psのディーゼルという手もあるか? このエンジンなら日本の規制をクリアしており、しかもトライトンはトラック登録。少しの改良で日本の最新規制をクリアできると思う。
若干のパワーアップを実現できればハイラックスと同等の動力性能を確保可能。ちなみにミッションは8速ATだ。生産はタイのレムチャバン工場。
■日本で成功するためのカギを握るのはやはり価格設定か
日本で成功するかどうかは価格設定にかかってくると思う。やはりベースとなるのがハイラックスの価格だ。このところ日産やホンダはトヨタより高い価格を付けて玉砕するケースが目立つけれど三菱はしっかり戦略を練ってくるだろう。
ハイラックスよりリーズナブルな価格設定にさえできれば充分勝負できると思う。350万円スタートくらいが売れるか売れないかのボーダーになりそう。
また、タイでラインナップされている「ラリーアート」仕様や、タイで人気の車高上げドレスアップモデルなどのバリエーションにも期待したいと思う。三菱はタイを起点で開催しているアジアンクロスカントリーに出て優勝するなど、ここにきて存在感を高めている。日本でもぜひこういったイメージ戦略を進めて欲しい。車高アップしてオールテレーンタイヤ履かせたらカッコいいです。
【画像ギャラリー】タイで発表された新型トライトンのコンセプトモデルXRTコンセプト! 果たして新型の日本導入復活はあるのか?(16枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方日産のキャラバンに載せてる2.4Lのディーゼルエンジンを搭載するのでは?あれって三菱製のエンジンでしたよね?
あのエンジンが日本に入ったことでパジェスポやトライトンが日本に来るのではと勝手に期待していましたが、予想が当たりそうで嬉しいです。