当たり前ながら老眼を未体験の20代編集マン。正直、衰えなど感じたことがなく「安全快適に運転するための方法」など無関係にも思えるが、できる限り長くクルマを楽しむためにもそのトレーニング法を伝授してもらおう。
※本稿は2023年4月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部、AdobeStock ほか(トップ画像=japolia@AdobeStock)、イラスト/小倉隆典
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
■“快適運転”を続けるための秘伝
ここでは松田秀士氏が講師。始める前にひと言!
「僧侶でもあるボクは、人生の最後まで安全に運転できる“お浄土までぶっ飛ばせ!”という合言葉を提唱。加齢とともに老眼が進み、筋肉が衰えるなか、“快適運転”を続けるための3つのカギ講座をここでは行います。
1.肩甲骨の柔軟性を養う運動、2.回復力のある脳を作るための鼻呼吸、3.目を鍛えるマジカルアイ……という3つ」。
さぁ、講座の開始です!
■両腕の上げ/下げで筋力アップ
図のような動きで、ステアリングを操作する両腕の柔軟性を養う効果があります。トレーニング時のポイントは、手と肘を背中側(後ろ)に押し付けながら腕を上下させること。左右の肩甲骨を背骨の中央に引き寄せる感じで行います。1セット10往復を最低1日2セット。
■「鼻呼吸」で注意力を上げる!
「鼻呼吸」を意識することで注意力が上がり、持久力と回復力のある脳を作れます。鼻呼吸をすることですぐ隣にある脳を冷却する効果がある……というのが端的な理由。口を閉じ、舌を上顎にくっつければ、自然と鼻呼吸になります。
■「マジカルアイ」で眼筋を鍛える
運転には遠近感と周辺視野を確保する両眼視が重要。写真のような「マジカルアイ」をじっと見ることで、両眼視に重要な眼筋のトレーニングになります。じっと見れば立体的に見え、それがトレーニングにつながるわけです。
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