今では存在感も薄くなっちゃったけれど…ダイハツ ロッキーは1.0リッターターボを忘れちゃ困るぜ
取り回しが良い5ナンバーサイズボディ、広い室内空間と大容量のラゲージ、躍動感ある力強いデザイン、安心の先進・安全機能という4拍子揃ったコンパクトSUVとして人気が高いロッキー。
搭載するパワーユニットは今でこそe-SMART HYBRIDと1.2リッターの自然吸気ガソリンエンジンの2種類が加わって充実のラインナップを誇るが、デビュー当時は1.0リッターの水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボのみだった。
その味付けはスロットル特性を最適化してレスポンスやコントロール性を向上させつつ、低開度域ではコントロール重視、中高開度域ではレスポンス重視といった具合に1.5リッタークラスに匹敵する動力性能を確保。
1.0リッターながら坂道や高速道路でも余裕ある走りが楽しめるのも魅力のひとつになっている。
加えて、スプリットギヤを用いたD-CVTも変速比をワイドレシオ化して優れた燃費性能と高い静粛性を両立。
新プラットフォームの軽量高剛性ボディとの組み合わせが生み出す軽快な加速感と高い操安性もロッキーの持ち味となっている。
ちなみに、1.0リッターターボエンジンのみが採用されているロッキーの4WDモデルでは、全グレードにダイナミックトルクコントロール4WDを標準装備。これは電子制御式カップリング機構を用いることで走行状態や路面状況を検知し、ECUで前後輪に細かなトルク配分を行うという優れもの。
滑りやすい路面では後輪駆動力を高めてスリップを抑制し、滑らない路面では後輪駆動力を下げて燃費向上に貢献する新しい4WD構造は安心かつ経済的な走りも実現している。
デリ丸。だウェイ♪ な三菱 デリカミニは購入者の7割がターボグレードをセレクト
2023年5月の発売に先駆けて受付を開始した予約注文(期間:1月13日~5月24日の約4カ月)で約1万6000台の受注を記録したデリカミニ。
“頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン”をコンセプトに広々とした室内空間と力強い走りを融合した軽スーパーハイトワゴンの特徴はSUVならではのスタイリングをはじめ、アウトドアから日常使いまでをカバーする利便性に優れた機能的なインテリア、運転支援機能のマイパイロットや三菱 e-Assistなど枚挙に暇がない。
そんなデリカミニはターボエンジンと自然吸気エンジンの2種類が設定されているが、三菱自動車が発表した5月24日時点の注文状況によれば購入者の70%がターボエンジンを選んでおり、ターボグレードの人気は圧倒的だ。
ちなみに、デリカミニが搭載するBR06型と呼ばれるインタークーラー付きターボエンジンは日産とルノーがBR型をベースに共同開発したもので、効率向上を目的にデュアルインジェクター燃料噴射とクールドEGRなどの技術を投入。
これに最高出力2.7ps、最大トルク4.1kg・mを発生するSM21モーターを組み合わせることで動力性能と低燃費を両立しているが、高速道路での力強い走りはもちろん、毎日の走りの中でもキビキビと軽快な走りが楽しめるスペックとなっている。
デリカの名に相応しいアウトドアテイスト満点のデザインだけでもデリカミニを買う価値はアリなのだが、そこにターボエンジンならではの走りの良さも加わるとなれば……人気が出るのもナットク!
ここではターボエンジンを搭載したイマドキの5台に注目したが、現行の国産車はターボエンジンを搭載したクルマが意外なほど多いのが事実。しかも最新のモデルは燃費性能も優れているだけに、実はターボ車を乗るなら今がチャンスなのかもしれない。
【画像ギャラリー】乗ったら病みつき確実!! ターボ車の加速感を味わおう(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方