昨今のクルマは“進化”という言葉を隠れ蓑に肥大化が進行しているような気も……。“せまい日本、そんなに大きくなってどこに行く?”じゃないけれど、日本の道路環境で運転しやすいのはやっぱり5ナンバー車、と思っている人も少ないくないハズ。そこで“いまこそ選ぶべき5ナンバー車”を一挙にご紹介!!
【お詫び】当初、VWポロを5ナンバー車としてご紹介しておりましたが、こちらは誤表記であり3ナンバー車です。訂正してお詫び申し上げます
文/FK、写真/トヨタ、Stellantis ジャパン、フォルクスワーゲン、ホンダ
■トヨタのライズは発売以来、ずっと売れ続けている超優秀な5ナンバー車
全長4m以下&全幅1.7m以下の5ナンバーサイズながら、普段使いからレジャーまで使えて楽しめるコンパクトSUVとして2019年11月に登場したライズ。
ライズと同時発売されたダイハツ・ロッキーや2022年11月登場のスバル・レックスは兄弟車にあたるが、販売台数においてはライズがぶっちぎり!
一般財団法人 日本自動車販売協会連合会が発表する乗用車ブランド通称名別順位の年間ランキングでは2020年が2位(ロッキーは24位)、2021年が6位(ロッキーは30位)、2022年も5位(ロッキーは27位)と好調なセールスを続けている。
そんなライズの魅力としてあげられるのが「力強く! 新しい! アクティブスタイル」をコンセプトとしたSUVらしいデザインだ。
角張ったバンパーコーナー形状&台形ロワグリルによる力強さとワイド感を表現したフロントビューと大径17インチタイヤ&張り出したフェンダーでSUVらしい踏ん張り感のあるシルエットは老若男女にも抵抗なく受け入れられている。
また、幅1000mm、高さ865mm、長さ755mmを確保した荷室も可動式デッキボードの採用で高い利便性を実現。
デッキボードを下段に配置した際はコンパクトSUVトップレベルの容量369リッターを確保するなど、その優れたスペースユーティリティは特筆すべきポイントといえる。
エンジンは1.2リッターハイブリッド、1.2リッター自然吸気、1.0リッターターボの3種類から、駆動方式も2WD(1.2リッターハイブリッドと1.2リッター自然吸気)と4WD(1.0リッターターボ)から選べるため、使用用途に応じたチョイスも可能。
いずれにしても、アウトドアとの親和性も高いことから、まだまだ売れそうな5ナンバー車の代表格といえるだろう。
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