日本人にしっくりくるのはやっぱり5ナンバーでしょ!! 今選ぶべきクルマ4台プラス1台

■みんな大好きフィアット 500は誰もが納得の“最強に映える5ナンバー車”!

日本人にしっくりくるのはやっぱり5ナンバー! 今こそ選ぶべき5ナンバー車 5選
フィアット 500は全長3570×全幅1625×全高1515mmというコンパクトさと相まった愛らしいスタイリングと運転のしやすさが魅力

 フィアットの500といえば、2022年6月に同社初のEVである500eが発売されて大きな話題となったが、ここで紹介するのはVWのポロと同じく200万円台(262万円)で購入できるフィアット500の最廉価グレードである1.2 CULT。

 2021年6月に新グレードとしてラインナップに追加された1.2 CULTは、シリーズ中もっともリーズナブルなグレードでありながらクルーズコントロールやパドルスイッチが標準装備され、高速道路での快適性や操る楽しさが高められているのが大きな特徴となる。

 また、シートカラーやドアトリムカラーにブルーを採用することでモダンな雰囲気を演出。

 1.2 CULTのイメージカラーとなっているシチリアオレンジも存在感が抜群で、インテリアもボディと同色のインストルパネルが採用されており、これまた可愛いったらありゃしない。

 インフォテインメントも日頃から使い慣れたスマートフォンのアプリをそのまま利用できるUconnectを標準装備。より安全で直感的、かつ快適なドライブを演出してくれる。

 いっぽう、走りのほうはというとエンジンはフィアットのラインナップ中、長く親しまれている信頼の1.2リッター 直列4気筒SOHC 8バルブエンジンを搭載。最高出力は69ps、最大トルクも10.4kg・mとスペック的には控えめながら、優れた燃費性能と優れた加速性能を両立。

 AT車の容易さとMT車の楽しさを兼ね備えたATモード付5速シーケンシャルトランスミッションとの組み合わせもドライブの楽しさをもたらしてくれるだろう。

■3ナンバーだけどちょうどイイ!? ポロもいい選択肢

日本人にしっくりくるのはやっぱり5ナンバー! 今こそ選ぶべき5ナンバー車 5選
エクステリアデザインの刷新、最新世代の1.0TSIエンジンの採用、さらには上級モデルに採用されている先進安全技術の導入など、人気コンパクトハッチバックがマイナーチェンジによってさらに進化!

 国産車のなかに欲しいと思える5ナンバー車がない……というコダワリ派のアナタ。だったら、世界でもっとも成功した一台としておなじみのポロという選択はどうだろうか?

 今となっては珍しくもなんともない輸入車ではあるものの、先述のソニー損保「2023年 20歳のカーライフ意識調査」の“現在欲しいクルマ”で女性人気3位(男性人気は4位)の結果も出ているだけに、ちょっぴり見栄も張れる点もグッド!? 

 そんなポロは1975年に欧州でデビューし、これまでに全世界で1800万台を販売。

 日本でも1996年の本格導入以来、累計約30万台を販売し、ちょうどいいサイズと使い勝手の良さで現在も高い人気を維持している。

 現在発売中の通算6代目となる現行ポロは2022年6月にマイナーチェンジが行われ、ゆとりのあるプレミアム・コンパクトに大きく進化。

 まず目を惹くのは力強くスポーティなエクステリアデザインで、従来モデルに対して全長が10~25mm伸びるとともに新デザインのフロントバンパーとリアバンパーが存在感を主張。

 全長が伸びたとはいえ最小回転半径5.1mを実現した取り回しの良さはコンパクトカーならで、351リッターの容量を確保したラゲージスペースはリアシートを倒せば1125リッターにまで拡大でき、週末のショッピングやちょっとしたロングドライブにも余裕で対応する万能選手ぶりも魅力のひとつ。

 最新世代の直列3気筒DOHC 4バルブ インタークーラー付きターボエンジンも7速DSGと組み合わせることで軽快かつパワフルな走りと滑らかな加速を実現。

 見た目はオシャレで使い勝手が良く、さらに走りも軽快なのに200万円台(257万2000円~)で購入できるとなれば……もはや選ばない手はないかも!?

 いまや完全にマイノリティとなった5ナンバー車ではあるが、探せば魅力的なモデルは数多く存在する。もう大きいクルマはいらないけれど、必要最低限の快適さは欲しい――という人は軽自動車ではなく、5ナンバー車のほうが好適かもしれないだけに、さっそくお気に入りの一台を探してみてはいかがだろうか?

【画像ギャラリー】いなくなる前に手に入れるべし!? 魅惑の5ナンバー車を探せ(20枚)画像ギャラリー

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