■ラテン系以外にはジャーマンプレミアムもあり!
●ルノートゥインゴ(3代目・現行型):100万円以下も出てきた小粋なフレンチコンパクト
それまでのFFからRRレイアウトに変身し、2016年に上陸したAセグのフレンチコンパクト。パワートレーンは最高出力90psの0.9L直3ターボ+6速DCT。途中から追加された「GT」は同109psをマークする。2020年3月には5速MTも追加された。
●中古車購入ポイントは?
モデル全体の中古車流通量はまずまず豊富であり、100万円以下の物件もそれなりの数が流通している。とはいえ、このクルマの6速EDC(DCT)は距離が延びてくるとやや不安な部分もなくはないため、比較的低走行な物件を90万~100万円ぐらいのゾーンで探したい。
もしくは、いっそ5速MTのグレードを110万円前後で探すのが吉かもしれない。
【ルノートゥインゴ(3代目)】
中古相場:約80万~240万円
新車時価格:169.0万~270.0万円
年式:2016年式~
入手しやすさ:★★★☆☆
高見え度:★★★☆☆
●アルファロメオ ミト:アルファブランドが100万円以下から狙える!
2009年4月に発売された、同時期のミニより少し大きな3ドアハッチバック。最高出力155psの1.4L直4ターボエンジンは、ダイナミックモードにするとトルクが増強される。トランスミッションは6速MTと6速DCT。
●中古車購入ポイントは?
メジャーな車種と比べるとモデル全体としての流通量はやや少なめだが、100万円以下の物件数は約60台と、他車種よりも多め。ちょうどいい狙い目となるのは50万~70万円付近の、2011~2012年式スプリントまたはコンペティツィオーネだ。新しい「マルチエアエンジン」と6速DCTが採用された世代である。
90万円前後で、上級グレードであるクアドリフォリオヴェルデ(6速MT)を狙ってみるのも悪くない選択だ。
【アルファロメオ ミト】
中古相場:約30万~230万円
新車時価格:261.5万~348.0万円
年式:2009年~2018年式
入手しやすさ:★★★★☆
高見え度:★★★★☆
●アウディA1(初代・先代型):流通量は少なめだが100万円以下の中古もあり!
2011年に上陸したAセグ3ドアハッチ。同世代のフォルクスワーゲンポロと基本設計は共有するが、アウディにふさわしい内外装を採用。初期型は最高出力122psの1.4L 直4ターボで、2015年5月からは1L 直3ターボと150psの1.4L 直4ターボに。
●中古車購入ポイントは?
中古車流通量は全国で約60台とやや少なめだが、そのうちの約50台は車両100万円以下のお手頃プライス。マイナーチェンジ後の後期型は流通量が少なく、価格もまだ100万円以上。
比較的低走行な2011~2012年式1.4TFSIを、おおむね60万円前後のゾーンで狙うというのが、好バランスな選択肢となるだろう。やや遅れて登場した5ドアハッチバックの「A1スポーツバック」もお薦めだ。
【アウディA1(初代)】
中古相場:約35万~170万円
新車時価格:249.0万~387.0万円
年式:2011年~2019年式
入手しやすさ:★★★☆☆
高見え度:★★★★☆
コメント
コメントの使い方