近年、豪雨による災害が増えています。梅雨が終わっても、次は台風の季節がやってくるなど、大雨に対して注意が必要な時期が続きます。クルマで走行中に、うっかりしてクルマで冠水路に突っ込んでしまったり、大雨で道路のアスファルトが流されて、クルマごと河川などへ転落してしまったりなどでクルマが水没してしまうと、水圧によってドアが開かなくなり、乗員はクルマに閉じ込められてしまうことに。
こうなってしまうと、ヒンジドアはもちろんのこと、スライドドアも開きません。JAFの実験では、水深60cmになると、スライドドアも開けるのにかなりの力を必要とする、という結果が出ています。豪雨の際は、クルマでの移動はできるだけ避けたいところですが、やむを得ずクルマで走行中、クルマごと水没してしまったとき、命を守る方法をご紹介します。
文:吉川賢一
アイキャッチ写真:Adobe Stock_ Spica
写真:Adobe Stock、写真AC
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