■今が買い時! 先代アルファードとヴェルファイアの中古価格は値下がり傾向に
まずアルファードだが、3カ月前の2023年4月当時の中古車の平均価格は約440万円、中古車の流通台数は約6000台。
そして現在の中古車の平均価格は約358.9万円。流通台数は約3400台と3カ月で平均価格は約81万円値落ち。流通台数は2600台も減少しているのだ。
いっぽうヴェルファイアの中古車の3カ月前の平均価格は約260万円で、流通台数は約4200台。
そして現在の平均価格は約223万円。流通台数は約3200台と平均価格は約37万円ダウンそして、流通台数は1000台も市場から姿を消している。
フルモデルチェンジ前から値落ち傾向となっていたアルファード/ヴェルファイアの中古車相場は、フルモデルチェンジによって、さらに拍車が掛かり揃って大きく値落ちしているというのが現状だ。
アルファード/ヴェルファイアともにすべての世代の中古車相場の動きなので、旧型がどれくらい影響あるのかと思われる。
しかし、初代~2代目アルファードや初代ヴェルファイアはすでに値落ちが進み底値となっているので、これだけ大きな値落ち幅を記録するのは高価格車の多い旧型が大きく値落ちしたことが大きな要因と言える。
そして、注目はアルファードとヴェルファイアの中古車の平均価格の差だ。世代の多いアルファードが約358.9万円。
いっぽうのヴェルファイアが約223万円と約135万円差となっている。これは高価格車となる旧型モデルでの人気差が価格にダイレクトに反映されているのだ。
■人気色を外せばお得感アップ!! 今後の中古車価格はどう動くのか?
気になるのは、この旧型アルファード/ヴェルファイアの中古車の値落ちがいつまで続くのかということだろう。
そこで知り合いの中古車販売店に聞いてみると、耳を疑うような返事が返ってきた。旧型アルファード/ヴェルファイアの中古車はオートオークションでも一時期は大暴落していたそうだ。
しかし現在ではV字回復していて、元の水準に戻っている。したがってそのうち、小売りも値上がり傾向になる可能性は非常に高いというのだ。
さすが、人気モデルのアルファード/ヴェルファイア。新型の購入が難しいとなると、旧型の中古車のオークション価格が素早く値上がりに転じているというのだ。ということは、値落ち傾向である今が買い時ということになる。
旧型アルファード/ヴェルファイアの中古車で人気が高いのは、2.5L直4エンジンを搭載したアルファード2.5S Cパッケージ/ヴェルファイア2.5Z Gエディションが断トツ。そのほかでも2.5Lエンジンを搭載したエアロ系グレードが人気で販売価格は高い。
いっぽう新車からの値落ちが大きく、中古車でお得感が高いのは大排気量エンジンの3.5LV6を搭載したモデルや新車時価格の高額なハイブリッド車だ。
そのなかでも豪華仕様のエグゼクティブラウンジをはじめエアログレードを外せば、期待以上のクルマが手に入るはずだ。
また、アルファード/ヴェルファイアの中古車はボディカラーによる価格差が大きく、ブラックやホワイトパールクリスタルシャイン、ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークといった人気色を外せば、さらにお得感が高まる。
ただし、人気グレードや人気色を外すと流通台数が少なくなるので注意したい。
【画像ギャラリー】待望のフルモデルチェンジした新型アルファード/ヴェルファイアの内外装をイッキ見する!! (28枚)画像ギャラリー
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