パイクカーブームの火付け役となった日産 Be-1。当時、たった2ヶ月で完売するほどの人気があったが、最近もレトロブームで300万円を超える中古車も登場!! Be-1の魅力を振り返ってみたい。
※本稿は2023年5月のものです
魅力解説/片岡英明、中古車事情/荻原文博、写真/NISSAN、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年6月10日号
■Be-1の魅力
尖った、個性的なクルマを目指し、少人数で開発を行ったBe-1のデザインコンセプトは「ノスタルジック・モダン」だ。初代マーチのメカニズムを用い、その上にキュートな2ドアのボディを被せた。
メカは平凡だが、ファニーフェイスの愛らしいルックスと円形や丸いデザインで統一したインテリアは、今も魅力を放っている。大開口のキャンバストップもBe-1の人気にひと役かっていた。
■Be-1の中古車事情
現在、Be-1の中古車は28台流通していて、平均価格は121.2万円。中古車の価格帯は約20万〜363万円と幅広くなっている。
一部の低価格な中古車を除いて、ほとんどのクルマが何らかのレストアが施されており、そのレベルが上がるほど中古車の価格が高くなっている。
・流通数:28台
・価格帯:約20万〜363万円
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