「さすが走りのホンダ」ハイブリッドになってもらしさ全開の走行性能!! と高評価されているシビックe:HEV。遅れて登場したプリウスに比べるとヒット作とは言えない状況。発売1年経過したが、実力は変わらずなのか!?
※本稿は2023年6月のものです。
文/ベストカー編集部 写真/ベストカー編集部、HONDA
初出:「ベストカー」2023年6月26日号
■爽快さを求めた11代目はエンジン派も納得のハイブリッド
2022年で初代登場から50周年を迎えたシビックだが、現行モデルで11代目を数えるホンダの主力車種だ。爽快シビックをキーワードに開発され、1.5Lガソリンエンジン以外にも、ガソリンエンジン車派の人も納得の走りが楽しめるe:HEVがラインナップされる。
ホンダ シビック(e:HEV・2WD)
●全長4550×全幅1800×全高1415mm ●1460kg ●最小回転半径5.7m ●2L、直4(141ps/18.6kgm)+モーター(184ps/32.1kgm) ●24.2km/L ●394万200円
■運転が超楽しい!! でもやっぱ割高……
気持ちよくパワーとトルクが盛り上がり、運転するのが楽しい。ボディやシャシーの剛性も高く、ダイレクト感の強いハンドリングだからスポーティな味わいを強く感じる。キャビンは満足できる広さと快適性を確保し、荷室も充分な広さだ。が、価格はちょっと割高と感じられる。
・パワー感:9点
・ハンドリング:8点
・快適性能:9点
・環境性能:8点
・実用性:7点
・お買い得度:6点
●総合評価:85点
■正統派のいいクルマ!! なのに万人に勧められず!?
お金に余裕あってデザインが好みなら文句なし。ボディ剛性高く、ステアリングフィールも抜群にいい。正統派のいいクルマだと思う。ただ同じクラスのプリウスと比べたらADAS性能でもパワーでも届かず。という意味では誰にでも薦められるクルマじゃありません。
・パワー感:7点
・ハンドリング:9点
・快適性能:8点
・環境性能:8点
・実用性:8点
・お買い得度:6点
●総合評価:70点
■車高低いも広さも視界もイイ!! 見た目の割に小回り効かず!?
同じe:HEVでもいろいろ見直されて、より走りの一体感が高まっている。正確なハンドリングとの相乗効果で、“爽快”をテーマとしているとおり、気持ちよく走れる。乗り心地はやや硬めで、見た目のわりに小回りは利かないが、この車高ながら居住性も充分で視界も良好だ。
・パワー感:8点
・ハンドリング:9点
・快適性能:7点
・環境性能:7点
・実用性:7点
・お買い得度:6点
●総合評価:87点
コメント
コメントの使い方「ヒット作とは言えない」って、そもそも月販目標台数300台でタイプRより少ないし。
だから価格が割高なんだけど…
ハイブリッドだけど運転楽しいよ…………って岡崎五郎が言ってた
ここは我らが國沢親分のレビューが読みたいところ
国沢先生だと、宣伝費の貰えないホンダとマツダには否定以外のコメントしか得られないのでベストカー未満の採点になりますね(笑)
確かにw