なぜノートの3列シート版を早く出さないのか?それとも出せないのか?

ライバルを徹底的にコピー そのうえでオーラ並みの高品質感を与えてほしい

 ただ、ノートやサクラ、セレナのヒットによって、日産は近年力と自信を取り戻しつつあり、日産としても、シエンタやフリードの活躍ぶりをみて、このジャンルを狙わない理由はないと考えているはず。

 ノートの3列シートコンパクトミニバンが成功するためには、ボディサイズはシエンタと同程度の5ナンバーサイズに収まることが必須だ。居住性については、ライバルであるシエンタやフリードを徹底的にコピーし、現行ノートよりも若干全高を上げて、ライバル車と同様に居住性を確保。そのうえで、ノートオーラばりの高品質なインテリアを与え、ライバルと差別化させたらどうだろうか。もちろんパワーユニットはノートと同様、第2世代e-POWERの搭載が必須。モーター駆動というアドバンテージは、多人数乗車で強いトルクが求められるシーンであるほどいきてくるからだ。

 このように、正解は既にみえている。2024年秋にリリースされるという噂もあるが、(噂されているリリース時期の真偽のほどはわからないが)いずれにせよ、目下開発中であることを期待したい。

日産ノートをベースにした3列シートミニバンのベストカーによる予想CG。ノートのホイールベースを拡大し、居住性や積載性を確保
日産ノートをベースにした3列シートミニバンのベストカーによる予想CG。ノートのホイールベースを拡大し、居住性や積載性を確保

いまの日産ならできるはず!!

 いまの日産には、第2世代e-POWERやe-POWER 4WD、e-4ORCEなど、電動パワートレインのアイテムが充実している。現行ノートの完成度は高く、販売も上々だ。このノートを活用して派生車をつくることは、いまの日産ならば難しいことではないはずであり、この人気ジャンルを逃す手はない。日産ファンとしては、一日も早く、日産の3列シート両側スライドドアのe-POWERコンパクトカーの姿をみたいところだ。

第2世代e-POWERの静粛性や走りのよさとスポーティで先進的なルックスが魅力のノート。この強みをぜひ新型ミニバンに反映させてほしい
第2世代e-POWERの静粛性や走りのよさとスポーティで先進的なルックスが魅力のノート。この強みをぜひ新型ミニバンに反映させてほしい
【画像ギャラリー】「オーラ」以外にも派生車はある!! ノートの派生バージョン「ノート オーテッククロスオーバー」(10枚)画像ギャラリー

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