CX-8とはまた違った、フラグシップとよぶにふさわしいSUVとなるはず!!
マツダの3列シートSUVといえば、2017年に登場したCX-8がラインアップされているが、一部情報によると、CX-80発売後も、CX-8もしばらくは並行して販売されるという。CX-80の価格帯がCX-8よりも上になることから、並売されることで、CX-80の高級SUVとしての個性をより際立たせることができるだろう。
CX-8は日常の使い勝手や快適性、ディーゼルエンジンのトルクフルな走り、ゆとりのボディサイズから得られる実用性の高さにより、ミニバンに代わるファミリーカーの選択肢として好調だが、「高級SUV」かといわれると、質感やディテールがそこまでではなく、どちらかというとコストパフォーマンスの高さに注目されがちなモデル。
一方のCX-80は、CX-60のゴージャスな内外装から予想するに、デザイン性と特別感のあるインテリアやゆとりのパワートレイン、FRプラットフォームの走りのよさなど、CX-8とは明確な差が生じ、フラッグシップとよぶにふさわしいキャラクターとなるに違いない。
ただ、買い手側にとっては、3列7人乗りの似たようなSUVが2台あるとしか見えない可能性もあり、いっそのことCX-8は廃止して、CX-80へ選択肢を絞るほうがいいような気もする。
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マツダのクルマづくりにおける哲学は、CX-80の登場でより一層具体化することだろう。多人数乗車モデルにおけるひとつの選択肢というよりも、成長を続けるSUV市場の中で大きな存在感を放つ、非常に魅力的な一台になりそうな、そんな予感をさせるモデルだ。
【画像ギャラリー】2023年2月発表された、北米マツダのフラッグシップ マツダ「CX-90」(9枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方デカすぎ。
世界に目を向けて販売台数の少ない日本に合ったCX-8を廃止。
CX-2桁の儲かる車種以外は順次生産中止。
80はFRなのに最小回転半径もCX-8よりデカくなる見込み。都会では運転の楽しさは味わえない。