カペラも!パブリカも!! やはりクルマの王道はコレ!! 最後の昭和ランキング 【セダン編】

■3代目カペラを1位に選出した理由は?

(TEXT/石川真禧照)

 ボクがこの年代のカペラを評価したのは、日本でではなく、ヨーロッパでの体験からだ。当時、TVの仕事で「ヨーロッパの道を走る」という企画があり、ドイツに飛んだ。

 クルマは現地で調達し、そのクルマでドイツ国内を走った。

ロータリーの搭載を止め、ファミリーカーとしてフルモデルチェンジした3代目カペラ
ロータリーの搭載を止め、ファミリーカーとしてフルモデルチェンジした3代目カペラ

 カペラはヨーロッパでは「マツダ626」と呼ばれていた。4ドアセダンのそのクルマは、見た目はハンドルの位置が日本仕様とは違う左側だが、カペラそのものだった。

 しかし、驚いたのは、ハンドルを握り、走り出してから。ハンドルを切った時の動きだった。

 ドイツは郊外の一般道なら時速100kmくらいで走る。そして、ワインディングやS字コーナーも平気で突っ込んでいく。

 そこをカペラは同じようなペースで走ったのだ。「日本車がこんなに走るなんて」とビックリ。

 確かに当時から欧州仕様車はサスペンションやショックアブソーバーは日本仕様とは別ものだったが、ここまで走るとは思ってもいなかった。当時からヨーロッパでも通用するクルマ作りを行なっていたマツダに、感心したのだった。

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