約16年前に登場したR35 GT-Rは777万円で乗れる日産が誇るスーパーカーだった! 進化し続けて今なお販売継続されているのは嬉しいんだけど、MY24モデルは1375万円~ってちょっと高すぎな気もする……。
※本稿は2023年7月のものです
文/松田秀士、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2023年8月10日号
■登場当初は「あっぱれ」と同時に「ビックリ」!?
GT-Rの初代モデルが登場したのが2007年。運転スキルや場所や天候を選ばず、誰でも、どこでも、いつでもスーパーカーの魅力を楽しめる。というのが開発コンセプトであったことと、700万円台のスーパーカーということも話題を呼んだ。
V6、3.8Lツインターボ(480ps)がスリーセブン(777万円)で買える! ビックリである。
実際に試乗してみると、ハンドリングはレーシングカーレベル。こんなスーパーカーが、しかも国産で輝かしいGT-Rの名を引っ提げて登場したことに拍手喝采だった。
■存続はもちろん「あっぱれ!」だが……あえていえばココが「喝!」
月日が経ち、あれから16年。GT-Rは進化しているもののフルモデルチェンジも行われず販売されてきた。しかし、この2023年度には絶版になるだろうとの噂が絶えなかったのだ。
理由は新車外騒音規制に適合できずに昨年(2022年)9月で生産終了となるはずだった。思い起こせばR34も排ガス規制に適合できず2002年に消滅している。
しかし日産はやりました! 航空機エンジンのタービンブレードを参考に開発したという新開発マフラーによって規制適合させ、MY24モデルの継続販売が決定したのだ。GT-Rの灯を消さない姿勢。これは、あっぱれ!!
しかしだ、初代は777万円で、MY24モデルは1375万円~! ま、フェラーリやランボと比べりゃ安いんだけど……この価格には喝!
【画像ギャラリー】販売継続は手放しで「あっぱれ」!! 日本が誇るスーパースポーツモデル・日産 GT-R(16枚)画像ギャラリー
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