新しいセンチュリーには「オープンモデル」もあり!? トヨタが発表会でにじませていた決意とは?

■マスメーカーのトヨタがフルオーダーメードを手がける意味合い

サイモン氏を発表会場で直撃したところ、その口から出てきた言葉は、トヨタとしてのとある決意を固めたものだった
サイモン氏を発表会場で直撃したところ、その口から出てきた言葉は、トヨタとしてのとある決意を固めたものだった

 その後、サイモン氏は続けてこう語った。

「今の段階では実車があるワケではありませんが、お客様からの要望があればこうしたオープンモデルも用意できますよ、ということです。ご存じのように私どもトヨタはマスメーカーでありますが、お客様からの要望にきめ細かくご相談に応じていきます。それは章男会長からの強い意志でもあります。(オープン登場も)期待して待っていてください!」

 なるほど。今回、新型センチュリーでオープンモデルをメディアの前でCGを見せたということは、さまざまな車種ラインナップを持つ国内最大のメーカーであるトヨタが、そこまでの断固たる決意と姿勢を明確にしたその現れだったのかもしれない。

「100年に一度の大変革期」を迎えている現在、メーカー各社は生き残りをかけて必死に模索を続けているのだが、トヨタは新しいセンチュリーではロールスロイスのビスポークに代表されるフルオーダーメードにも対応することを示した。

 激動の今後を見据え、トヨタがその姿勢を改めて内外に見せつけたのが新しいセンチュリーの発表会だったのだろう。

【画像ギャラリー】新しいセンチュリーには今後、「オープンモデル」も果たして追加されるのか?(92枚)画像ギャラリー

PR:【期間限定】ガソリンが6ヶ月最大7円/L引き ≫

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

新型MR2改めGRセリカの発売時期が決定!? GRスープラポスターもついてくるベストカー7.10号発売中

ベストカー7.10号 特別定価590円 ちわ! 志が低すぎて15分で終わるミッションオイル交換に着手…