■デザイン的に不利に!? そのワケって
ユーザーの嗜好からは大きく離れてしまったシーケンシャルウィンカー。
さらにコレを採用するには、ウィンカーランプを最低でも15㎝程の長さにしなければならないというデザイン面での制約もあることから、今後は製造面からも採用が見送られていく可能性が高い。
導入に積極的だったトヨタ・レクサス陣営でも、新型アルファード・ヴェルファイアでシーケンシャルウィンカーを採用したが、その後が続いていない。そろそろコンテンツとしても終わりを迎えるころだろう。
昭和の終わりから平成初期に流行ったデジタルメーターと、シーケンシャルウィンカーはよく似ている。
どちらも導入初期は高級・上質というイメージをもたれていたが、普及が進むと特別感が無くなり一気に見放される装備だった。
LEDになり様々な進化を遂げてきたライト周り。これまでは普通の電球では出来なかった光り方を求められてきたが、今後はフィラメント電球のように光るLEDのように、退化に似た進化も進んでいきそう。
シーケンシャルウィンカーは、流行に流されてしまったが、次はどのようなムーブメントが起きるのか。
LEDランプが作り出す未来は、まだ明るく照らされているはずだ。ライト類の今後の変化に注目していきたい。
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