■アメリカでは義務化、欧州では安全評価基準に!
そもそもこうした装備に敏感な人は、置き去りなどしないだろうという声もあるかもしれない。
しかしCPD製品を扱う三洋貿易という会社が昨年行ったアンケートでは、子どもを乗せて運転するドライバー2652人へのアンケートで、5人に1人(約22%)が「直近1年以内に子どもを残してクルマを離れたことがある」と回答している。
さらに子どもだけがクルマに残されている状況を見かけても、約87%の人が素通りしており、社会的なセーフティネットの弱さも露見した。不幸な事故は明確な悪意ではなく、「すぐ戻る」「ついうっかり」といった気の緩みから起こるのかもしれない。
すでに欧州ではCPDが安全性能の評価基準として導入されており、アメリカでも近く義務化されるという。こうした流れを受けて今後は日本でもCPDの対応が進むだろう。
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