新型ランクル250の価格は460万円～!?　ランクル初の電動パワステは大丈夫なの!?　今知っておくべき情報を伝授

　2023年8月2日にワールドプレミアされた新型ランドクルーザー250。公開直後から速報として情報をお伝えしていたが、まだまだ伝えきれていなかった発売時期や価格帯など「そこ知りたかった！」という情報をお伝えしていこう!!

※本稿は2023年9月のものです
文／ベストカー編集部、写真／ベストカー編集部、トヨタ
初出：『ベストカー』2023年10月10日号

■2種類のヘッドライトは付け替え可能!!

　2023年8月2日、ランドクルーザー250がワールドプレミアされた。ステージ上に姿を現わしたランクル250は、1台は丸型ヘッドライト、もう1台はシャープな横長のヘッドライトで、ずいぶんと違った表情をアピールする。

　しかし、実は両車で異なっているのはヘッドライト部だけで、フロントグリルの形状、バンパーの形状などはまったく同じなのだという。

　それどころか、ヘッドライト部は納車後でも付け替え可能で、丸目から角目へ、あるいは逆に角目を買ったけれど丸目にしたいなんてのも可能。これは驚きの演出だ。ヘッドライトだけでクルマの表情はこんなにも違った印象になるのだということを改めて思い知った。

　ランクル250の車体サイズは全長4925mm、全幅1980mm、全高1870mm。150系プラドに対してひと回り大きくなった。兄貴分のランクル300から見ればずいぶんとコンパクトに見えるが、2850mmのホイールベースは同寸。

　というか、頑強なラダーフレームを採用するGA-Fプラットフォームは300と同じ。フロント＝ダブルウイッシュボーン、リア＝トレーリングアーム車軸式というサスペンションレイアウトも同じである。

　ランドクルーザー250に関しては、パワートレーンや盛り込まれた技術などのハード面は多くが明らかにされている一方、グレード構成や価格、さらに発売時期などは明らかにはされていない。

　そのあたり、独自に入手した最新情報を交えつつ、ランドクルーザーを徹底的に解剖していこう。

■発売時期はいつ？

　発売時期に関しては「2024年の前半」とだけ公表されており、詳しい時期は明らかにはされていない。ランクル250は田原工場と羽村工場で生産されることは公表されている。海外向けも含めて、すべてが日本国内の、この2拠点で生産される計画だ。

　さて、8月末時点では田原工場で現行プラドの生産が継続されている。250の生産開始に伴ってプラドは生産を終了する計画だ。少なくとも11月まではプラドの生産計画があるというので、250の生産開始は年末～年始をまたぎ2024年に入ってからということになる。

　本誌がつかんだ情報では、まずは2024年3月、ローンチ限定モデルとなる「First Edition」の生産が開始され、5月に通常モデルの生産が開始される計画だという。ある程度の台数を作りためた時点で正式な発売開始とすることで、納車待ちを最小限にする狙いがある。

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