■ライフ
現在は日本市場で展開されていないが、かつてホンダの軽自動車と言えばライフが代表的な時代があった。現在は中国市場で販売されているモデルに用いられている名称だ(日本市場ではフィットで展開)。
ライフは元々1970年代に初代モデルが存在していた。世間的に広く知られている2代目以降のライフの名前はコンセプトこそ違うが、この初代ライフから影響されているところもある。2代目以降のライフは新しいライフスタイルにピッタリ合ったクルマでありたいという思いが込められているのだ。
■パートナー
そして、ホンダは商用モデルにも直球なネーミングをする。それがかつてラインアップされていたホンダのライトバン「パートナー」だ。
英語で「相手、仲間」を意味する言葉だが、ビジネスでの心強い仲間、そして良き相棒として末永く付き合ってほしいという願いを込めてこのパートナーという名前が付けられている。まさに仕事で使う商用モデルにふさわしいネーミングと言えるだろう。
■型式より名称のが多くない?
そのほかにもトゥディやビートなど、日本人でもスグに意味が頭に浮かびそうな車種名がホンダには多い。それはホンダがクルマの名前とクルマのコンセプトやイメージを、世間一般に強く結び付けたいという気持ちの表れなのではないだろうか?
これはあくまでも筆者の肌感覚での意見だが、クルマ好きの中でもホンダ車は比較的車種名で呼ばれることが多い気がする。
クルマ好きは何かと一定の車種のことを型式で呼びがちだが、ホンダ車はそんな例が少ない印象だ。これはホンダのマーケティングが一つ成功した例ではないだろうか?
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