【煽り!? 逆走!? 出口間違え!!? 最近急増!!!】 高速道路トラブル集と対処法

■大きなSAよりも小さなPAが狙い目だ

 レストランやガソリンスタンド、売店などの設備が整った大規模SAはどうしても混雑する傾向がある。仮眠などをしたい場合、狙い目はトイレしかないような小規模のPA。

 混雑した大規模SAは、場合によってはクルマを止めるだけでも時間がかかってしまうが、小さなPAならば比較的すいていることが多いのだ。地方の高速道路には、このようなPAが意外と多いので、事前にチェックしておくといい。

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■逆走車発見!! 減速して左へよけよ!!

 逆走車を見かけたら、慌てるなといっても難しいだろうが、基本は『左によける』ことだ。

 逆走車のドライバーは自分が正しい方向に走っているつもりなので、多くの場合、キープレフトのつもりで追い越し車線を走ってくる。対向車を認識しているため、逆走車もよけるために左側を走ろうとするのだ。

 同乗者がいれば携帯電話で即座に110番通報。ハザードランプで後続車に異常を伝え、速度を落として安全を確保する。

■トンネル出口は天候急変に気をつけろ!!

 高速道路にかぎらないが、長いトンネルは山岳を貫くために掘られているので、トンネルの出口では天候が急変している可能性が大きいのだ。

 入り口側では晴れていても、トンネルの向こう側、つまりひと山越えた向こう側はまったく天候が違っていることはよくある。

景色が開け、明るくなると安心してしまうのが人間というものだが

 トンネル内を100km/hで快適に走行した先が豪雨でヘビーウェットだと、ハイドロプレーニングの恐怖もあるし、巻き上げられた水しぶきで視界も奪われる。

■高速道路でガス欠は違反になる!! 100km以上給油できない区間はこんなにある

 通常、高速道路上では50km程度ごとにSAあるいはPAが設置されていて、ガソリンスタンドがあり給油できるようになっている。

 クルマのインパネにはガソリン残量警告灯があり、走行可能距離が100kmを切るような残量になると点灯し、給油を促すようになっている。なので、警告灯の点灯を確認したら、速やかに次の給油施設のあるパーキングに入ればいいのだが……。

高速道路では「まだ大丈夫」と思わず、早め早めの給油が安心だ

 高速道路網が充実したことで、既存の高速道路同士が新設高速道路で繫がったりして、長距離ガソリンスタンドがない「空白区間」が全国に増えている。

 もともとガソリンスタンドがあったSAやPAから業者が撤退して空白区間が広がったエリアもある。

 また、高速道路上のガソリンスタンドは24時間営業ばかりではなく、深夜時間帯に営業を休止している場所もあるので要注意。

国交省では高速道路上で150km以上ガソリンスタンドがない区間は「解消された」としているが、上の表に示した区間は「高速道路外ガソリンスタンド給油サービス社会実験」によって解消された区間。指定された途中のICで一時的に高速道路を降りて、近隣のガソリンスタンドで給油して元のICから再度乗ることで高速道路料金が継続して計算されるとしたもの。道東道は無料区間なので特に社会実験の対象ではない

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