「軽商用EV天国」に突如現れたカクカクした新星は2024年末の誕生だ!

■コネクティッド機能ナビにソーラーパネル・ルーフも備わり価格は200万円!

リアビューも四角いです~。上見出しは200万円と書いているが、正確には「200万円を目指す」なのです!
リアビューも四角いです~。上見出しは200万円と書いているが、正確には「200万円を目指す」なのです!

 さらには「アレンジ自在」という特徴もある。内装のカップホルダーやひじ置きなどはピンで止められる仕組みで、自分好みで取り付けは自在。なので「余分なパーツは必要なし」という方はステアリングとシフト、ナビパネルだけの室内にすることだってOK。さらに、コネクティッド機能を備えたナビを搭載し、ルーフにはソーラーパネルも設置。そして、想定する航続可能距離は200kmという。

 この内容で気になるのが価格だが、「200万円を目指します!」とはHW ELECTROの担当者。それが実現できれば凄いことです! 最後に公表されているスペック。全長3395×全幅1475×全高1920mm。ホイールベースは2480mmで最大積載量は350kg。乗車定員は2人。まさに、軽規格を目いっぱい使ったサイズですね!

■近いうちに「軽商用EV天国」になること間違いなしのニッポン!

日本郵便の赤色ボディでおなじみの三菱ミニキャブMiEV
日本郵便の赤色ボディでおなじみの三菱ミニキャブMiEV

 紹介したようにPUZZLEは早くて2024年末に誕生予定だが、冒頭で取りあげた三菱ミニキャブMiEVは日本郵便はじめすでに街中で活躍中。4シーターでもリヤシートを収納すれば荷室がフラットになり荷物の積み下ろしもラクという特性もある。

 そして、開催中のJMSでは発売はそう遠くないであろう、軽商用EVモデルが出品されていた。例えばホンダN-VAN e:プロトタイプ。

開催中のJMSで展示されていたホンダN-VAN e:プロトタイプ
開催中のJMSで展示されていたホンダN-VAN e:プロトタイプ

 N-VANの特徴である商用車としての積載性はこのN-VAN e:でも変わらず、荷室のフロア下に搭載するバッテリーを薄型化。床はフラットで低く、広く大容量な荷室空間を実現するモデル。電動アクスルの小型化や大容量かつ薄型化したバッテリーの採用もミソ。

 配送業務に充分対応する航続距離としてWLTCモードで210km以上を目標に開発中とのこと。さらには、下写真のスズキ e エブリイコンセプト。

こちらもJMSで注目を浴びているスズキ e エブリイコンセプト。各社、軽商用EVには力を入れています
こちらもJMSで注目を浴びているスズキ e エブリイコンセプト。各社、軽商用EVには力を入れています

 スズキ、ダイハツ、トヨタの3社で共同開発したバッテリーEVシステムを用いたモデルとして注目。外観はダイハツハイゼットの基本スタイルを踏襲しつつも、フロントにはスズキ専用のバンパーを採用という「コラボ外観モデル」だ。航続距離はWLTCモードで200kmと、N-VAN e:プロトタイプと同等の実力だ。

 ……これらのモデルに加え、斬新で意外性のあるPUZZLEの登場。軽自動車商用EVたちが、これからのニッポンの生活を支えてくれるに違いない。よろしく頼みます!

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