■ダイハツ タント
2019年7月登場、デビューから4年目。2022年8月にマイナーチェンジでファンクロスを追加
●タントの〇と×
○……左側のセンターピラーはスライドドアに内蔵され、前後のドアを両方ともに開くと開口幅が1490mmに拡大する。ベビーカーを抱えながら乗降できる。標準ボディのXは実用装備を充実させて価格は150万7000円に抑えた。ライバル車と違って標準ボディのターボも選べる。
×……現行型は走行安定性を向上させた代わりに乗り心地が硬い。後席の背もたれを前側に倒した時、座面も連動して下がり、荷室の床を低く抑える機能が省かれた。
■日産 ルークス
2020年5月登場、デビューから3年目。2023年4月にマイナーチェンジでフェイスリフトを実施。
●ルークスの〇と×
○……前方衝突予測警報は、2台先を走る車両も検知して、危険の発生を早期にドライバーに伝える。インパネの上面を平らに仕上げ、前方視界をスッキリさせたから運転しやすい。ノーマルエンジンでも実用回転域の駆動力に余裕がある。
×……後席は乗員の大腿部と座面が接する部分が短く、座り心地に違和感が生じる。運転支援機能を装着するのはプロパイロットエディションのみで、その価格はすべて200万円を超える。
■三菱 デリカミニ
2023年4月登場、デビューから半年。eKクロススペースの後継となるSUVタイプの軽カー。
●デリカミニの〇と×
○……4WDは最低地上高に余裕があり、悪路のデコボコを乗り越えやすい。乗り心地は適度に柔軟で、挙動の変化が穏やかだから安定性にも不満はない。Tプレミアム4WDはT4WDに運転支援のマイパイロットなど28万円相当の装備を加えて、価格アップを14万6300円に抑えた。
×……充実装備だが価格は全般的に高く、最も安価な2WDのGでも180万円を超える。低予算で買うのは難しい。後席はルークスと同じ造りで座り心地が不満だ。
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