3代目シビック、シティターボII、2代目Z&トゥデイ……一世を風靡したホンダ車たちのざんねんストーリー

3代目シビック、シティターボII、2代目Z&トゥデイ……一世を風靡したホンダ車たちのざんねんストーリー

「なんでこうなった!?」 開発した人を小一時間ほど問いただしてみたい、でも憎めない「ざんねん」なクルマたち、エピソードを集めた『ざんねんなクルマ事典』『ますます! ざんねんなクルマ事典』(小社刊)。

 日本のクラシックカーや絶版車、珍車についての知識にも定評あるモータージャーナリスト、片岡英明氏監修の本書より、かつて一世を風靡したホンダ車たち、3代目シビック、シティターボII、2代目Z、2代目トゥデイのざんねんな物語を開陳!

書籍監修/片岡英明、写真/ホンダ

ざんねんなクルマ事典

ざんねんなクルマ事典

発売日: 2018/12/08
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■乗り心地もある意味ワンダー? ボディ剛性等に難あり! ホンダ 3代目シビック(1983~1987年)

ホンダ 3代目シビック(1983~1987年)。高性能なエンジンを搭載した「Si」は、市販車をベースにした「グループA」の車両によって競われる、全日本ツーリングカー選手権(JTC)などのレースで活躍。スポーティな走りを求める若者を中心に、一定の人気を集めました
ホンダ 3代目シビック(1983~1987年)。高性能なエンジンを搭載した「Si」は、市販車をベースにした「グループA」の車両によって競われる、全日本ツーリングカー選手権(JTC)などのレースで活躍。スポーティな走りを求める若者を中心に、一定の人気を集めました

●人気はあったが地味に難点も

「ワンダーシビック」という通称でも親しまれたこちらは、ホンダ シビックとしては3代目にあたるモデル。1983年から1987年にかけて販売された当時の人気車です。

「ZC型」というDOHCエンジンもラインナップされ、スポーティな走りを好む層や若者からは高い支持を得たのですが、当時のホンダ車の常で(?)ボディ剛性がけっこう不足していました。

 また、この種のハッチバックとしてはデザイン優先の作りであったためホイールストローク(車輪の上下方向への可動範囲)も不足気味で、荒れた道での乗り心地は正直今ひとつ。

 しかしまぁ、元気よく走る「楽しいクルマ」ではありました。

・発売年月:1983年9月
・エンジン種類:直4 SOHC
・総排気量:1488cc
・最高出力/最大トルク:90ps/12.8kgm
・全長/全幅/全高:3810×1630×1340mm
・車両重量:770kg
・諸元記載グレード:25M

●ざんねん度:★★★☆☆

■見た目とは裏腹に超じゃじゃ馬! サーキットでは横転も!? ホンダ シティ ターボII(1983~1986年)

ホンダ シティ ターボII(1983~1986年)。エンジン回転数が一定以下の時にアクセルを全開にすると、10秒間だけ過給圧がアップして急加速する、「スクランブルブースト」という機能が装備されていました。男の子の夢とロマンが詰まった、いい意味で玩具のようなマシンです
ホンダ シティ ターボII(1983~1986年)。エンジン回転数が一定以下の時にアクセルを全開にすると、10秒間だけ過給圧がアップして急加速する、「スクランブルブースト」という機能が装備されていました。男の子の夢とロマンが詰まった、いい意味で玩具のようなマシンです

●パワフルすぎて扱いが難しい! 男の子垂涎のクルマ

「トールボーイ」と呼ばれる、かなりユニークなデザインコンセプトを採用して人気となったシティ。

 販売期間は1981年から1986年でしたが、今なお一部のクルマ好きの間では人気です。

 ただし1982年に追加された「ターボ」は、最高出力100psとパワフルなのですが、車台がパワーに負けていたため超が付くほどのじゃじゃ馬でした。

 また1983年に登場した「ターボII」も最高出力110psということで若い世代から人気を集め、ターボ車を使ったワンメイクレースも行われたのですが、背が高いことが災いしたのでしょうか、コースで横転してしまうクルマも見られました。

・発売年月:1983年10月
・エンジン種類:直4 SOHC+ターボ
・総排気量:1231cc
・最高出力/最大トルク:110ps/16.3kgm
・全長/全幅/全高:3420×1625×1470mm
・車両重量:735kg
・諸元記載グレード:シティターボII

●ざんねん度:★★★☆☆

次ページは : ■スーパーカー的軽だが整備性の悪さもスーパーカー並みに!? ホンダ 2代目Z(1998~2002年)

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