我々のカーライフの幅を大きく広げてくれた、偉大なクルマ
このレガシィツーリングワゴンのヒットは、他の国産メーカーを大いに刺激した。日産からは「ステージア」、ホンダからは「アコードワゴン」、トヨタからは「カルディナ」などが登場。さらには、シルビアと同じSR20DETエンジンを搭載した「アベニール サリュー GTターボ」や、2代目カルディナにセリカGT-FOURに搭載されていた3S-GTEを搭載した「カルディナ GT-T(3代目はGT-FOUR)」など、ハイパワー4WDワゴンも登場し、走りも楽しめるドライバーズカーとして一定の人気を獲得していた。
普段は乗用車として快適な走行を楽しみつつ、休日には道具を目いっぱい積んでレジャーに出かける、というカーライフを庶民が楽しめるのは、このレガシィツーリングワゴンがあったからこそ。このカーライフの楽しみ方は、いまのSUVにも通じるものがあり、レガシィツーリングワゴンは、我々のカーライフの幅を大きく広げてくれた、偉大なクルマだと思う。
現在、このレガシィのスピリットは、レヴォーグが受け継いでいる。ツーリングワゴンのレガシィは、日本では消えてしまったが、そこの功績は消えることはない。
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コメント
コメントの使い方初代のデザインが大好きでした。ボルボ850エステートがBTCC参戦もあって、速いステーションワゴンとして人気でしたが、日本の一般道(当時は荒れた狭い道路の方が多かった)を走るならレガシィの方が上でしたね。また、初代から競技用車両がラインナップされていたところも、さすがスバルだなと思いました。